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September , 2017
Monday


落っこちても大満足! 夢のボンボンベッドの旅

2013年7月7日(日)05時48分更新
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 日本には以前、太平洋横断を目指し、風船の束で上空に舞い上がったまま行方不明になった〝風船おじさん〟なる人がいたが、米ワシントン州では先日、60歳の男性がボンボンベッドにたくさんの風船を結び、460キロ離れたオレゴン州に向け飛び立った。と、ここまではよかったが、やはりおバカな挑戦は案の定、トホホな結末に――。
 命知らずの企画に挑戦したのは同州ラ・センターに住むジョー・バーバラさん。「昔からボンボンベッドで空を飛ぶのが夢だったんだ」と出発前、地元テレビ局の取材に興奮気味に話した。
 仲間と一緒に計画を進め、ひと月前には試作品を完成させた。無人で行ったテスト飛行では、ボンボンベッドは空の彼方に消え去った。そんな失敗も恐れぬバーバラさんは、ぶっつけ本番に挑んだ。

 この日、ボンボンベッドに取り付けられたのは約80個のヘリウム風船。順調に飛び立ったものの、予想をはるかに上回る高度6400メートルまで上昇。風船が次々に割れて結局、出発地点から38㌔離れた国立公園の中の森で、高さ12メートルほどの木に引っかかった状態で墜落。ボンボンベッドの旅はあっさり終わった。
 幸いGPSナビを搭載していたため、無事救出されたバーバラさんは「風船が想定外にたくさん割れちゃった」と笑顔で釈明。ボンボンベッドが徐々に降下するなか、墜落の衝撃を和らげるため、積んであった酸素ボンベやカメラ、食料など重量のあるものすべてを投げ捨てたとか。
「計画通りには行かなかったけど…」とは言いながらも、バーバラさんは満足気だ。