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September , 2017
Friday


力道山がこよなく愛した味

2013年7月20日(土)10時03分更新
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 日本プロレス界の父・力道山のこよなく愛した味に触れることができる。
かつてリキレストランで力道山の料理番として腕をふるった高梨正信さんがオーナーシェフを務める、東京・新宿区西落合にあるレストラン「香港」を訪れればいい。
 メニューはレスラーサイズ。どの料理も大きくてボリューム満点。ポークソテー、カニクリームコロッケ、ポタージュスープ…。
 あの気難しかったという力道山が唯一、手を上げたり物を投げたりしなかったのは高梨さんだけだった、というのもうなずける。とにかく納得の味とボリュームなのだ。しかも価格は驚くほどリーズナブル。お財布にも優しいのだから、たまらない
 力道山、豊登など日本プロレス時代のスター選手から馬場、猪木、そして藤波ら現役選手も贔屓にしている高梨さんの味。もとよりレスラーは日本全国、中には世界を股にかけて活躍するする選手もいる。各地の名物料理や山海の珍味を食する機会も多く、舌が肥えており皆グルメだ。レスラーが行きつけの店は間違いないというが、香港もそのひとつだろう。
 その評判を聞きつけ、新潟など「遠方から食べに来てくれるプロレスファンもたくさんいる」という。
「おいしかった、また来るよって言われるのが一番嬉しいね。たくさんの人、みんなに食べてもらいたい」と穏やかに笑う高梨さんのお人柄もあり、店内はプロレスファンのみならず地元のお客さんでいつもにぎわっている。
 昔のDVDが続々と発売されるなど、プロレスレトロブームとも言える昨今、昭和のプロレスに思いを馳せ、力道山が愛した料理を味わってみてはどうだろう。