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呪いか? 動き回る古代エジプトのオシリス像

2013年7月25日(木)04時36分更新
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英国マンチェスター博物館に展示してある約4,000年前の古代エジプトの黒いオシリス像がひとりでに動いている様子が監視カメラに記録された。英国の「SUN」が伝えた。
 高さ約25cmの像は、ガラスのケースに収められており、誰も手を触れていないはずなのに、ゆっくりと回転したのだ。そもそもこのケースに触れられるのは限られたスタッフだけ。

 

「像が動いてる!」と最初に気づいたのはこのスタッフの1人、エジプト美術の学芸員キャンベル・プライスさん(29)。「エジプト学の学者は、ほとんどが迷信を信じません。最初は誰かが私に言わずに向きを変えたのだろうと思いました。でも次に見た時に、オシリス像はまた向きを変えていたんです。次の日にはまだ別に向きに」。

 ほかの展示物は動いておらず「おかしなことです。古代エジプト人は、人間の肉体が傷み滅んだとしても、こうした小像はそれが模した人物の魂の家となると信じていました」。

  誰かが動かしているに違いないと思ったスタッフは、この紀元前1800年の像を1週間記録するために監視カメラを設置。その結果、動画には像が360度回転する様子が記録されていた!  プライスさんは「この像は何十年もほぼ同じ場所のガラスの棚の上にあったんです。そしてこれまでは動いたことがなかった。美術市場に流れる前、考古学者か地元エジプトの人が見つけるまでこの像はおそらく地中に埋まっていたものと思われます」。

 像はおそらく生前聖職者で、左足を前に出し肩までの長さのかつらをつけ、ひざまでのキルトをはいている。像には、祈りを捧げた人が像の男性の魂に捧げられた供物が「パン、ビール、牛肉」と記してあります。名前の読み方は不確だが、「ネブ・セヌ」と読むことができる。1933年にボルトン在住のアニー・バーロー氏から寄贈されたものだという。

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