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【NEXTアイドル図鑑2】 NGワード連発! アキバ界のレジェンド「FICE」 前編

2013年9月13日(金)11時30分更新
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 赤い髪の「炎(FIRE)」と青い髪の「氷(ICE)」。自称人型アンドロイドユニット「FICE」はなんと活動歴12年にもなる大御所だ。 「おっぱい」や「どぴゅん」など隠語満載の歌詞をはじめ、客席にも乗り込んでいく破天荒なパフォーマンスはアイドルとはとうてい思えない。彼女たち自身もアイドルとは名乗っていないようだが、アキバアイドルと言えば、真っ先に名前が挙がってくるのがFICEである。

FICE

FICE

 アキバの歩行者天国をパフォーマーのメッカに変え、地下アイドル界にヲタ芸を流行らせたアキバ界のレジェンドに、インタビューした。

──FICEは2001年に結成されたんですね。当時のアイドル事情はどんな感じでしたか?

炎「今みたいなアキバアイドル(ライブアイドル)はいなかったですね。それに近い存在ですと、ロリータ系のアイドルさんが公民館とかで松田聖子さんなどの80年代アイドルソングを歌っていましたけど」

氷「そのイベントにはうちらも出させていただいたことがあります。でも、FICEだけシュールなオリジナルをやって。うちらの出番になると、客も会場からゾロゾロと出て行くんですよ」

当時はライブハウスもバンドじゃないと出られなかった

──そりゃ往年のアイドルソングが続く中、「おっぱい」や「らぶちゅ」を連呼してたら客もドン引きでしょう(苦笑)。出演場所には苦労されていたんですね。

氷「当時はライブハウスもバンドじゃないと出られなかったんです。『オケでやります』ってライブハウスに伝えると、『けっ』って感じで全然相手にしてもらえませんでした」

炎「仕方ないので、100人ぐらい入るカラオケボックスのパーティールームを貸しきって主催ライブを催しました。それが今も続いているイベント『AnB(アキバネットバンク)』です。当時はパフォーマーを集めて開催していたんですけど、今は毎月、アキバ系のアイドルを中心に集めています」

『コンチ音頭~びんびんばーじょん~short ver. 振り付けPV』.

 FICEが携帯ペット『ポケットフレンズ コンチ』にはまりすぎて勝手に作った『コンチ音頭』は2010年、ポケットフレンズ コンチ運営事務局公認でCD化された。ニコニコ動画などでもその歌詞は話題に……。(次回はFICEインタビュー後編。オタ芸の元祖を語る)

(井川楊枝)

■FICEホームページ http://fice.jp/