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December , 2017
Friday


ドクターGURIの血統値お調べしましょ

2013年9月25日(水)04時02分更新
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テスコボーイ系の未来担う グランプリボス

初のGⅠ制覇となった昨年のスプリンターズSを皮切りに破竹の5連勝(うちGⅠ4勝)を飾ったロードカナロアの主役の座は動かないにしても…。
マイル路線を歩んできたグランプリボスの参戦には大いに興味をそそられる。朝日杯FS、NHKマイルCとマイルGⅠを2勝。国内最高峰のスプリント種牡馬サクラバクシンオー産駒としては〝異色〟の一流マイラーだ。グランプリボスの曽祖母ナーヴァスピロウはナーヴァスエネルギー×ファザージョンという米国のマイナー血統だが、セクレタリアトを交配して誕生したファインスピリットが米GⅠ・BCジュヴェナイルフィリーズで3着と健闘。その全妹となるのがグランプリボスの祖母ビューティフルベーシックだ。テスコボーイ、バーバー、ファバージなどの成功で、ほとんどの種牡馬が輸入されたプリンスリーギフト系も、現在も残っているのはテスコボーイ~サクラユタカオー~サクラバクシンオーと続くこのラインだけ。
テスコボーイ系のもう一本の柱だったトウショウボーイのラインですら途絶えてしまった。当レースにはグランプリボス以外にもアウトクラトール、スギノエンデバーがエントリーしているサクラバクシンオー産駒だが、古馬オープン馬の数は徐々に減少。ダッシャーゴーゴーが浅屈腱炎で長期休養を余儀なくされた今、GⅠ勝ちの期待できる数少ない一頭がこのグランプリボスだ。テスコボーイ系をさらに発展させるためにも種牡馬入りするときの勲章は一つでも多い方がいい。 (笹栗康昭)