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役に立たない英語おせーたる(7)

2013年10月1日(火)04時24分更新
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 今、Methland: The Death and Life of an American Small Townという本を読んでいる。Meth(methamphetamine、メスアンフェタミン、合成ドラッグ)に病むアメリカの小さな貧しい町を記述したノンフィクションで、meth addicts(メス中毒者)の描写がえぐく、読んでいて気分が悪くなる(シーンもある)。一人で気持ち悪い思いを味わいたくないので、隣の同僚に話してみた。

 “Hey, Bryan, I’m reading this book”(なあ、ブライアン、今この本読んでんねん)と言いながら、本を見せ、”This is about meth in a little town in Iowa. It’s gross and scary”(アイオワの小さい町のメスの話やねんけど、気持ち悪いし、怖いし、もお)と話しかけた。

 “Oh yeah, it must be. Meth is a big thing. Do you have Netflix? Have you seen Breaking Bad on Showtime or HBO or whatever?”(そりゃそうだろうよ、メスっちゃ、えらいことだからな。ネフレクス使ってるか? ショータイムだかHBOだかでやってる『ブレイキングバッド』見たか?)

 Netflixは月額8ドルだかでネット上でテレビや映画が見放題というサービス。日本にもhuluという似たサービスがあるはず。ShowtimeもHBOもケーブルチャンネルの名前。

 “What is it? Is it about meth?”(何それ? メスの話?)

 “A guy takes up cooking meth to support his family and falls down to …”(家族を養うのにメスを作り始めて、転落していくんだよ…)

 “Hell?”(地獄まで?)

 “Yeah, something like that”(そそ、そんな感じ)

 “Is that a reality TV show?”(リアリティ番組なん?)

 “Not really, but I believe some parts are taken from true stories. Descriptions are so graphic. I don’t show it to my kids”(いや、でも、ところどころ実話から取ってると思う。描写がどぎついから、子供たちには見せられない)

 彼には12歳を筆頭に2人だか3人だか子供がいる。

 “Anyway, check local libraries. They must have it in DVD”(とにかく、地元の図書館あたってみな。DVDであるはずだ)と言われるまま、図書館のウエブサイトを検索してみたら、あった。

  “Hey, Bryan, I found it up to Season Five. I will book Season One anyway. Oh, there’s a waiting list. Whaaaat?! 146 people are waiting before me!”(ブライアン、シーズン5まであるわ。とりあえずシーズン1の予約入れてみる。あらら、順番待ちのリストがあるわ。うわっ、146人も待ってるやん!)

 Methが全米にまん延しているのは事実で、anti-meth posters(メス反対ポスター)をちらほら見かける。そのイメージがまたグロテスクで気分を害するものなのだ。怖がらせてmethに手を出させないようにしようという作戦なのかもしれないが、非常に後味が悪い。興味のある人は、Google imagesでmeth face、anti-methを検索してみては?