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被害者は金星? 地球は月泥棒だった!!

2013年10月2日(水)05時12分更新
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もともとは金星のものだったお月さんが…

「地球が金星から月を盗んだ」という、なんやら訳の分からない斬新な説が、このほどロンドンで開かれた王立協会の学会で発表され、注目を集めている。

 地球のまわりを回っている月は「もともとは金星のものだったが、いつの間にか地球が泥棒した」というものだ。

 月の誕生に関しては、諸説唱えられている。「ほかの天体が地球に衝突し、飛散した物質が地球周回軌道上で集積してできた」とするものや「自転による遠心力で地球の一部が飛び出し、月になった」とするものなどが知られている。

 ところが新説は「地球の引力が金星のものより強かったため、月を引き寄せた」というのだ。太陽系の惑星の並びは金星が太陽に近く、その外側に地球が位置している。金星と地球の大きさは同じくらいだが、質量は地球のほうが約2割高く、引力も強いことが分かった。

 王立協会は1660年に設立された現存する世界で最も古い科学学会。近代科学の祖であるニュートンも協会理事長を務めた英国における科学者の団体の頂点にあたる。その王立協会で発表された「月泥棒説」だけに、トンデモ学説ではなさそうだが…。