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イタリアの村で67年ぶり!の赤ちゃん誕生

2013年10月3日(木)07時22分更新
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 イタリア北部の山間の村リッサでこのほど、赤ちゃんが誕生した。どこにでもあるはずの話だが、村中がこの果報に大喜び。それもそのはず、同村で新生児が生まれたのは、実に67年ぶりというからビックリだ。
 男児はフランチェスコと名づけられ、これで村の人口は8人になった。「過疎にもほどがある」この村、赤ちゃんの父親ミッシェルさんと母親のサブリナさんが5年前に引っ越してくるまで、たったの5人だったというから更に驚きだ。
 過疎が進む他のイタリアの村同様、リッサはここ数十年で若者がミラノなどの都市への流出が続き、ゴーストタウン化。ついに高齢者だけの極小集落になった。
 だが、リッサの豊かな自然に遭遇し、大都会のミラノ郊外で田舎生活に憧れていたサブリナさん夫妻にとってはまるで楽園。永住を即決したという。「こんな場所で家族を作りたかった」というサブリナさんは現在、隣町の学校で教師をしている。
 フランチェスカが生まれた日、夫妻は自宅のドアに青いリボンを貼り付け、村の住民に出産を知らせた。一方の村人たちは「希望の証」として小さな命の誕生を祝った。