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October , 2017
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下北沢の「つんくプロデュースお好み焼き店」は大阪ワールド!

2013年10月11日(金)04時20分更新
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  かつて下北沢に、東京初と言われる広島風お好み焼きの店があり、繁盛していた。しかし、2年ほど前に店主の都合で閉店となり、そこにまたお好み焼き屋ができた。それが「かりふわ堂」だ。こともあろうに、今度は関西風(対立関係にあるというのは東京人の思い違いか?)だ。外観は、これまでの油臭いような庶民的な雰囲気からガラリと変わり、若者向けのしゃれたカフェのよう。

 しかも、「つんくプロデュース」だという。もともと町場感も広島焼きも好きな私は、色々な意味で足が向かなかったのだが、先日通りかかると全く違う様子になっていて驚いた。どっぷりと昭和の居酒屋テイストになっているではないか!・・・こいつは入りやすい。

 この店は、店員すべてが関西人だと言い、きさくで親切。気分が和む。「できることなら何でもやりますよ!と声をかけてくれたので、生真面目な印象の店長と協議の結果、イチオシメニュー「極み」用のうどんを入れた、もうちょっとシンプルなお好み焼きを作ってもらうことにした。

 具材は牛スジと九条ネギ。うどんを入れるのは広島焼きから発想したオリジナルアイデアかと思ったら、なんでも、関西ではわりとある食べ方なんだとか。日本そばを入れることもあるらしい。また、関西では「ちゃんぽん」と呼ぶ、やきそば用のそば、とうどんを合わせてソースで焼く料理も、頼めば作ってくれるそう。

 うどんを茹でるのに多少時間がかかったものの、うどん入り関西焼きはおいしかった。うどんの量が多くてほとんど焼きうどんのようではあったが、北海道産小麦で作られているといううどんは、モチモチとして食感がとてもなめらか。ソースも甘口とは言え、砂糖特有のくどさは感じられない(東京向けの辛口もアリ)。

 なお、ここではたこ焼きやいか焼きも食べられ、テイクアウト可能。ごはんも頼めるので、東京では「炭水化物に炭水化物!?」とやり玉に挙がる「お好み焼き定食」も楽しめる。客も半数は関西人だそうで、いつの間にか下北沢にオオサカンワールドが出来上がっていたのだった。関西力に元気づけられたくなったら、また足を運んでみようか。

 東京都世田谷区北沢2-28-7 03-5738-5529 京王井の頭線・小田急小田原線 下北沢駅(P無) うどん入り関西焼き(牛スジ・九条ネギ) 1200円 

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