21
October , 2017
Saturday


ドクター林の健康トラの穴 第10回「病気にならない体をつくる」

2013年10月18日(金)12時30分更新
Pocket

病気の治療には「攻めの治療」と「守りの治療」があります。

「攻めの治療」とは原因となるものを探してそれを取り除いてゆこうとするもの、現代の医学はまさにこのことに力を注ぎ目覚しい進歩を遂げてきました。

「守りの治療」とは人間が本来持っている自然治癒力、免疫力といわれるものを強くして自分自身の力で病気を治す、あるいは病気がそれ以上悪くならないように共存していこうとするものです。

病気になったら「攻めの治療」だけでなく「守りの治療」もしていくことの必要性は再三お話してきたとおりです。

「守りの治療」治療という言葉を使っていますが、実際はどこの病院でも「攻めの治療」だけをやるものなのです。

保険診療を行う以上、やることは決められていて保険で定められた以外の治療をしようとするとそれは保険ではできないばかりでなく、あえてやろうとすると通常の治療までが保険を使えなくなってしまうのです。

自分を守る力、すなわち自然治癒力、免疫力といわれるものが強ければ病気にもならないし、なっても治りが速いものです。

ですから免疫力をあげる、ということが必要にも拘わらず病院でやってくれることではないのです。
病気にならない身体を作るということは病院でやる治療ではないのです。

保険診療では病気になってはじめて治療が始まるわけです。
警察も悪そうなやつがいるからと捕まえたりしないでなにか罪を犯してからでないと動いてくれません。

それと同じで従来の医療では病気になりそうだ、ということはわからないし、病気が発見されて始めて治療が始まるのです。
(最近では遺伝子を調べガンになりそうな臓器を発見しガンにならなくとも取ってしまう、ということも行われているようですが何でもない臓器を取ってくださいと言う人がどれだけいるでしょうか。)

ですから病気はできるだけ早期に発見しようということなのです。
今言われている予防医学とは早期発見早期治療。

何回も言いますけど病気を、特にガンを早期に見つけることは難しいのです。

それよりも病気にならないこと、ガンにならないことが一番大切なことで、これが何よりの予防医学なのです。
また元に戻りますが病気から身体を守る力、ガン細胞が芽生えても増殖する前に食い止めてくれる力、これは白血球、リンパ球というものの働きでこれを免疫力と呼んでいて誰でも自分の身体の中にあるものなのです。

この力を強くすること、これが一番の予防医学なのです。

Dr.hayashi

本名 林 雅之

1949生

千葉市出身

秋田大学医学部卒業

現在 医療法人社団祐光会理事長 弘邦医院院長

内科医として地域医療に従事する傍らスポーツドクターとして

東京都テコンドー協会会長

新日本プロレス 全日本プロレス ゼロワンなど各プロレス団体のリングドクターを務めている

メディカルエンターテナーとして「笑いと健康」をテーマにライブ活動を各地で行っている

ED治療に関しては日本での第一人者であり「男力復活」に取り組んでいる。

 

著書 

ガンやリウマチに効果のある免疫療法(本の泉社)

  リングドクターが見たプロレスラーの秘密(三一書房)

  脳で感じるセックス入門(扶桑社)

  など20数冊

 

新聞連載

  日刊ゲンダイ(関西版) ドクター林の性の相談室

 

ラジオ 

  かつしかFM ドクター林の健康げらげらクリニック(水曜日20:00~21:00)