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秋天にここまで強い血筋ヴェルデグリーン(天皇賞・秋に出走予定)

2013年10月23日(水)10時57分更新
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条件戦3連勝の勢いで臨んだ新潟大賞典では10着大敗を喫したヴェルデグリーンだったが、休み明けのオールカマーでは豪快に差し切って重賞初制覇。中山コースで上がり33秒6という末脚は、そうそうお目にかかれるものではない。血統的には東京コース向きと思われるだけに、天皇賞・秋でも侮れない存在だ。
父ジャングルポケットは一昨年の勝ち馬トーセンジョーダンを、ジャングルポケットの父トニービンは95年サクラチトセオー、97年エアグルーヴ、98年オフサイドトラップと3頭の勝ち馬を送り出した。09年の勝ち馬カンパニーの父もトニービン産駒のミラクルアドマイヤだから、トニービンは直子と孫とで計5頭もの勝ち馬を出したことになる。
 加えてヴェルデグリーンの母レディーダービーの父は99年の勝ち馬スペシャルウィークで、祖母ウメノファイバーの父も86年の勝ち馬サクラユタカオー。天皇賞・秋に対する“血中濃度”はかなり高い。
 さらにウメノファイバー自身もオークスを始め、京王杯3歳S(当時)、クイーンCと重賞3勝が東京コースというサウスポーでもあった。ウメノファイバーのオークス制覇は99年。直子から目立った活躍馬は出せず、ヴェルデグリーンのオールカマーまで14年もの歳月がかかってしまった。
7代母は皐月賞、オークスを制し、ダービーでも2着した名牝トキツカゼという在来牝系のヴェルデグリーン。一族に久々のGⅠ制覇をもたらせられるか注目だ。 (笹栗康昭)