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ドクター林 健康トラの穴 第11回「食事で免疫力を高める」

2013年10月24日(木)12時00分更新
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 免疫力、自然治癒力の主体をなすものは血液中の白血球、リンパ球というもので、これらは誰の身体にも備わっているものですが、

 年齢とともにこれらが正常に働かなくなってしまうために様々な病気になってしまうのです。

 

 病気にならないため、病気が早く治るためにはこれらの力を強くしておかなければなりません。

 

 そのほか腸の中にも免疫に関する秘密があり「腸管免疫」という言葉があるように腸の中にも免疫を司る働きがあります。

 腸の中にある腸内細菌には善玉菌と悪玉菌と呼ばれているものがあり、それらがバランスよく保たれていることが必要です。

 世の中と同じように悪い人たちがいるから警察は普段から緊張感をもっていて必要なときには適切に働いてくれるのです。

 これがよい人たちばかりだと警察は緊張感をなくし十分な働きをしなくなります。また悪い人たちばかりだと力及ばず悪人がはびこる世の中になってしまいます。

 この例のように腸内細菌にも適当に悪玉と善玉の菌がいることが必要でそれにより身体をパトロールしている白血球やリンパ球が適切に俊敏に働いてくれるのです。

 人間の免疫システムは胸腺を通ってできる免疫細胞と腸管由来の免疫を司る細胞とがあるのです。

 ですから免疫の機能を上げるためには腸内細菌叢のバランスも大切な要素になります。

 

 免疫を高めること、すなわち白血球、リンパ球を強くするために必要なことは日常の生活を正すことです。

 食事は野菜を中心に摂る。白菜、大根、カブ、などの白い色の野菜は白血球を増やします。

 海藻類はリンパ球を強くします。肉類は悪玉菌の餌となるため肉を食べ過ぎると悪玉菌が増えて免疫機能が落ちてきます。

 善玉菌を増やすには乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌を多く摂ること、ヨーグルトが最適です。

 このように食事の改善をして免疫機能を高めておくことはさまざまな病気の予防になります。

 

 ガンの栄養療法というのを提唱している医師たちもいます。

 

 代表的なのはゲルソン療法といわれているアメリカのゲルソン博士の唱えた治療方法です。

 この治療法は、りんごジュース、にんじんジュースを一日に何回も摂らせるというものです。

 食事も焼いた野菜のみ、甘いもの、辛いもの、しょっぱいものを極端に減らし素材そのもののを味わう調理法となっています。

 これは免疫を上げることを主眼に置いた治療法でこの徹底した食事療法だけででガンの患者さんの治療成績もあがっています。

 

Dr.hayashi

本名 林 雅之

1949生

千葉市出身

秋田大学医学部卒業

現在 医療法人社団祐光会理事長 弘邦医院院長

内科医として地域医療に従事する傍らスポーツドクターとして

東京都テコンドー協会会長

新日本プロレス 全日本プロレス ゼロワンなど各プロレス団体のリングドクターを務めている

メディカルエンターテナーとして「笑いと健康」をテーマにライブ活動を各地で行っている

ED治療に関しては日本での第一人者であり「男力復活」に取り組んでいる。

 

著書 

ガンやリウマチに効果のある免疫療法(本の泉社)

  リングドクターが見たプロレスラーの秘密(三一書房)

  脳で感じるセックス入門(扶桑社)

  など20数冊

 

新聞連載

  日刊ゲンダイ(関西版) ドクター林の性の相談室

 

ラジオ 

  かつしかFM ドクター林の健康げらげらクリニック(水曜日20:00~21:00)