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October , 2017
Saturday


ジャスタウェイに続け メイショウナルト(AR共和国杯に出走予定)

2013年10月30日(水)10時53分更新
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天皇賞・秋でGⅠ5勝目を狙った女傑ジェンティルドンナの前に立ちはだかったのは父ディープインパクトの天敵でもあったハーツクライ産駒のジャスタウェイだった。1年8か月も勝ち星から遠ざかっていた馬が4馬身差をつけての勝利。古馬になってからの成長が著しかったハーツクライの血の成せる業か…。アルゼンチン共和国杯もハーツクライ産駒のメイショウナルトが主役だ。デイリー杯2歳Sで3着するなど早くから素質の一端は見せながらも、気性難が成長の妨げになっていた馬が去勢手術を機に劇的に変わった。復帰後は条件戦で快進撃を見せ、今夏には格上挑戦した小倉記念で重賞初制覇。続くオールカマーでも2着と安定して能力を発揮できるようになってきた。浦河の鎌田牧場が輸入したコランディア(5代母)を祖とする一族からはベルワイド(天皇賞・春)を筆頭に多くの重賞勝ち馬が出ている。その後、低迷した時期もあったが、曽祖母ミユキカマダのひ孫となるリトルアマポーラが、08年のエリザベス女王杯に優勝。ベルワイド以来36年ぶりとなる大レース制覇で見事に名門復興を果たした。凱旋門賞馬カーネギー、2頭の菊花賞馬を出したマルゼンスキー、シカンブル系ダイアトムと牝系にはスタミナ豊富な種牡馬の名前が並ぶメイショウナルト。距離延長は大きなプラス材料だ。 (笹栗康昭)