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November , 2017
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〝フリーハンター〟セバスチャン「おかずは狩れ!!」秋のスペシャル~イセエビ編~

2013年11月6日(水)04時46分更新
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ザリガニの要領で釣れるイセエビ

ザリガニの要領で釣れるイセエビ


 これまでザリガニやテナガエビ釣りについて書いたりしましたが、エビの王様であるイセエビも同じ要領で釣ることができます。ただし、漁業権の関係で釣り場は限られていますので、ご注意ください。釣っちゃいけない場所で釣ったら、地元の漁師にボコられるか、海上保安庁や警察に逮捕されて罰金数十万円を払うことになりますので。
 
 千葉県より西の港は間違いなくイセエビに漁業権が設定されています。茨城県の鹿島港や大洗港など、漁業権がない港もあります。福島県から北ならセーフの港はグンと増えます。とにかく、くれぐれも釣り場所には気をつけてください。
 
 セーフな場所は、都道府県の水産課に電話し、「一般の釣り人なんですが、○○港でイセエビを釣っても大丈夫でしょうか?」と聞けば公務員なので事務的に教えてくれます。ちなみに港の漁協に電話して聞いても、嫌がられるだけで答えてくれないことが多いと思います。
 
 季節は問いませんが、釣りのコツは夜、テトラポッドでやることです。イセエビは夜行性で明るいうちは巣で寝ているので絶対に釣れません。夜になるとテトラに作った巣穴から出てきて、海底を這って餌を探します。だから、夜にテトラとテトラの隙間に釣り針を落とせばいいんです。
 
 竿は穴釣り用の硬くて短いものか、ただの木の棒で。テトラの穴釣りでは長い竿は邪魔すぎて使えません。また、針に掛かったらすぐにぶっこ抜かないと巣に戻られて根掛かりしてしまうので、ぶっこ抜けるように硬い竿・棒がいいんです。
 
 仕掛けは釣具店にイセエビの仕掛けが売ってます。なければ、クロダイ釣りで使うような鋭い針。底で釣るので重めのオモリで。針とオモリの間は20センチほどはあけるのが良いかと。餌はイソメでもサンマの切り身でも、スルメでも何でもかまいません。
 
 テトラの穴釣りといえば針とオモリがほぼ一体化しているようなブラクリを使うものですが、イセエビ専用仕掛けに比べると、釣果は落ちるでしょう。なぜなら、イセエビは餌を手でつかんで、口に餌を運ぶからです。ブラクリだと針とオモリの間1センチから5センチ程度ですので、餌がついた針をつかんだ瞬間にオモリの重さで違和感を感じて、放してしまうことが多いようです。
 
 テトラが居場所で、底を這って餌を探し、餌を見つけたら手でつかんで移動するってところは、テナガエビの要領です。また、ザリガニ釣りが好きな人なら、それをイメージすると良いでしょう。ザリガニの目の前にスルメを落とすと、寄ってきて、はさみでつかんで、口に運ぶ。イセエビ釣りの際にはザリガニのように見釣りはできませんが、ザリガニのイメージを持てば釣りやすいでしょう。とにかく、イセエビがいさえすれば、難しいテクニックも当たりの取り方も関係なく、誰にでも釣れます。見かけは違っても、イセエビはザリガニと同じ知能ですから。
 
 食べ方は、焼くなり炒めるなり、もうお好きなように。イセエビの「エビマヨ」なんてのも、ぜいたくでおいしいですよ。