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ドクター林の健康トラの穴 第13回「未病とは・・・」

2013年11月11日(月)10時59分更新
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未病という概念があります。

これは現代医学で言うところの病気とは異なりますが、このままいけば病気になる可能性が高いという状態です。

未病という状態を知ってそれを改善すれば病気になることが防げるためこれが何よりの予防医学になるはずです。この概念は現代西洋医学ではまだ確立されておりません。

例えばガンとして現れて初めて治療が始まる現代医学ではこの概念は無視されていますが、一部の学者たちによって確立されようとしています。

アメリカのブラッドフォード博士の提唱する統合医療では1滴の血液からこの未病の状態を見つけることができるという業績は興味あるものです。

指先に細い針を刺し血液を1滴絞り出してそれをスライドグラスに薄く引き伸ばして顕微鏡で観察します。

1万倍くらいの倍率ですと様々な細胞や結晶などが見られます。そこで見られる赤血球にはやたらくっついているものがあったり、真ん中が薄く凹んでいたり、免疫力がかなり落ちている人には赤血球の上にマイコプラズマなどの細菌が乗っている様子も見られます。

炎症を起こしていると幼若な白血球が多数見られたりアレルギーのある人には好酸球といわれるものが多数見られたりします。

脂肪分の多いものを食べている人には雪のように降り注ぐ中性脂肪が見えたり、死んだ細胞などが脂肪にくっつき大きなごみの塊のように見えるものもあります。

また凝固した血液の外側にはビタミンCの輪が見られるのが普通です。凝固血液の中心には黒ずみがあったり小さい穴が開いていたりで腸内細菌の様子を判断できます。

この指針にそって血液を観察してゆき悪いところを改善する、例えば水分をもっと補給したり、脂質を減らす食事をしたり、脂肪分を分解する消化酵素を摂ったり、ビタミンC を大量に摂ったり、腸内細菌叢のバランスを整えるように乳酸菌を摂るなど生活を改善してゆけば本当の病気にならずに済むというものです。

そしてその改善のために様々な、サプリメントを推奨しています。

サプリメント、栄養補助食品、健康食品といわれるものはこの未病を改善するために使われるべきものです。

しかしそれらの中には、臨床のデータない品物であったり、その売り方も怪しげな商法だったり、病気が治るとは絶対言ってはいけないのに怪しげな医者を登場させてその医師の言葉として言わせて見たり、まだまだ信頼できる食品が少なすぎます。

Dr.hayashi

本名 林 雅之

1949生

千葉市出身

秋田大学医学部卒業

現在 医療法人社団祐光会理事長 弘邦医院院長

内科医として地域医療に従事する傍らスポーツドクターとして

東京都テコンドー協会会長

新日本プロレス 全日本プロレス ゼロワンなど各プロレス団体のリングドクターを務めている

メディカルエンターテナーとして「笑いと健康」をテーマにライブ活動を各地で行っている

ED治療に関しては日本での第一人者であり「男力復活」に取り組んでいる。

 

著書 

ガンやリウマチに効果のある免疫療法(本の泉社)

  リングドクターが見たプロレスラーの秘密(三一書房)

  脳で感じるセックス入門(扶桑社)

  など20数冊

 

新聞連載

  日刊ゲンダイ(関西版) ドクター林の性の相談室

 

ラジオ 

  かつしかFM ドクター林の健康げらげらクリニック(水曜日20:00~21:00)