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August , 2017
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【NEXTアイドル図鑑4】カリスマギャル・菱沼るっぴ歌手デビュー

2013年11月12日(火)11時59分更新
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「中学には全く行ってません!」

菱沼るっぴ

菱沼るっぴ

「割と有名なギャルなんだけど、ギャルのまま活動させるのは難しいし。黒髪にしろって言っても、『金髪じゃなきゃイヤだ』って頑なに言い張っていて。素材はいいと思うから売り出したいんだけど、困っているんだよね」

 知り合いのタレント事務所の社長にそう言われて会ったのが、目のパッチリしたロリフェイスの16歳ギャル・菱沼るっぴだった。

「ウチ、タレント活動には興味あるんだけどさ、黒髪は絶対いやだし、ツケマとカラコンもつけてなきゃイヤなんだよね。これ何の取材? 東スポって新聞なの?」

 インタビュー場所にやってきた菱沼るっぴは、ふてくされた口調で言った。いきなりギャル全快である。これまで愛想のいいアイドルにしか接したことのない筆者にとっては、ちょっと新鮮だった。

 そんな彼女は、中学1年生の頃から全く学校にも通わず、金髪のウィッグを被って、毎晩、渋谷の街を徘徊していたという。当時の写真がコレである。これは驚きの12歳だ……。

 

菱沼るっぴ

菱沼るっぴ

 

AKB48にはなりたくない!

「ウチ、小学校のときに学校でいじめられてさ、学校行くのがイヤになっちゃったんだよね。それでギャルになって、ギャルサーの『H』に入ったの。警察にもよく補導されたけど当時は楽しかったよ。ファッション誌にもたくさん出たし。今は『H』も潰れちゃったからギャルサーも辞めちゃったんだけど」

 ギャル系ブログの「クルーズブログ」を開設するや、5000人以上の購読者を獲得。ギャルコンテストでもファイナリストに選出され、一躍、巷で話題のカリスマギャルとなった。そんな人気もあって芸能事務所にスカウトされたのだが、清純路線にするかギャル路線にするか揉めに揉めたという。

「椎名ぴかりんだって、ギャルのままエイベックスからデビューしたし。元AKBの板野ちゃんだってギャルじゃん。あとさ、ジュリエットとか、きゃりーぱみゅぱみゅだって……」

 菱沼るっぴは、ギャル系のアーティストを連呼し、あくまでもギャルを貫きたいと主張する。そこで、そんな彼女を説得するために作られたのが、『BLACK BIRD』というPVだった。

このPVの中では、ギャル少女(カラス姫役)と黒髪の清純少女の一人二役を演じた彼女。これが双方の折衷案だったのだ。

「いやあ、黒髪キモいよね。恥ずかしいな。これ見た友達が、小学生ぐらいにしか見えないって言って……」

 いやいや、普通に美少女である。これは事務所が黒髪の清純派として売り出したいというのも分からないでもない。デビュー前はコギャルだった小倉優子のように人気が出るのではないだろうか。

「え、そうかな……。うーん、でもウチはギャルのほうが……」

 菱沼るっぴはそう言って悩む。

実はアニメが好きでコスプレも30着以上持っているという。普段よく聴くのは初音ミク。見た目はギャルだが、その内面はアキバ寄りかもしれない。

オタクウケする要素はたくさん持っているだけに、今後、アイドルとしてもブレイクしてもらいたい。

(井川楊枝)