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禁煙指導は永源遥

2013年11月12日(火)11時17分更新
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〝ノアの重鎮〟永源遥は豊富なキャリア、幅広い人脈を誇り面倒見の良には定評がある。かつて、新日本プロレスに所属していたころは、故・山本小鉄氏の目が届かないところは、永源に任せていたほどだった。

 

 

実は永源は誰にも厳しくも温かい指導をしていた。自身がキッパリ、タバコを止めたこともあり、周囲にも禁煙を推奨していた。酒はともかく「タバコは息切れするから」とレスラーにとって良くないものとされ、それこそ「嫌煙」されていた。 

 

 

とはいえ、1970年~80年代は今のように分煙という意識はなかったし、後楽園ホールのロビーはタバコの煙でもうもうとしていた。社会全体がタバコに対して寛容だった時代だった。

 

 

だが、永源は違った。大人の男性ファンは別として、学生と思われる青少年ファンや、女性ファンが喫煙しているのを見つけると猛ダッシュ。「タバコはねぇ、良くない。俺だってあんなに吸っていたのに、やめたんだからね」と、突如カミナリ親父に変身した。

 

 

いささか荒療治だが、明らかに未成年と思われる若いファンからはタバコとライターを取り上げていた。「ダメだ。タバコは!」。まるで、先生に見つかったかのようにバツの悪そうなファンは「はーい。わかりました」としぶしぶ返事。少なくともその後、新日プロの会場では吸わなかったはずだ。

 

 

「私はこれでタバコをやめました」というテレビCMが大ヒットしていた頃だったので「私は永源でタバコをやめました」という声がそこかしこで聞かれたものだ。現在も禁煙を続けているという永源。禁煙指導は永源に頼むといいかも知れない。