21
August , 2017
Monday


これぞ新境地!肉食派先駆者が手掛けた「島系豚ハンバーグ」~磨由子のグルメ散歩~

2013年11月15日(金)04時58分更新
Pocket

 草食男子、肉食女子という言葉が流行るずっと前から肉食派シェフとして名高かった銀座「マルティグラ」和知シェフ。伊勢丹新宿店の地下1階「キッチンステージ」では、今、その和知シェフプロデュースの「大人のお子様ランチ」と名付けられたワンプレートメニューが食べられる。9種類のメニューが並ぶなか、中央に鎮座するのは堂々150g、厚みのあるずんぐりとしたハンバーグだ。

 ハンバーグを取り巻く惣菜類もまたニクい。ジャガイモの千切りをまとめてバターでじっくり焼いたギャレットは、それだけなのにカリッ、ホクッ、として親しみやすいおいしさ。縦に切ったゆで卵の白身に黄身とマヨネーズを混ぜて絞り出したウフマヨネーズは、フランス料理の庶民的な料理だ。他には、紫キャベツのヨーグルトサラダ、ほうれん草のミルク煮、雑穀とお米のニンジンピラフなど。

 肝心のハンバーグは、「子羊のケバブ風ハンバーグ フレッシュサルサを添えて」も選べるが、私は「奄美島豚のハンバーグ グーラッシュソース」にした。1/3弱ほどが牛肉だったこともあるけれど、島系の豚は総じて臭みがなく、油もサッパリしているため、とても上等な肉料理に仕上がっていた。それでいて、歯応えには弾力がある。放牧豚の筋肉質な肉質を活かすため、繊維を断ち切らないように肉を極力混ぜていないのだそうだ。

 また、表面を強く焼き固めておらず、玉ねぎなどの刻み野菜の塊のようなグーラッシュソースは肉自体の味を邪魔しない。流行りの肉汁たっぷりに濃い味ソース、というのとは一線を画した、なんだか食べたことのない、でも、実にクセになるハンバーグだ!

 期間は11月19日まで。なお、スペース入口脇の販売スペースで買えるシェフプロデュースのハムも、肉の風味、旨味が詰まった絶品だ。薄切り、厚切り、角切り、いかなる形でもおいしさが損なわれることなく、噛みしめたときに快感が走る。肉好きなら、こちらもお買い逃しなく。

 

※お料理との「出会い」をより感動的にするため、写真はあえて載せません

東京都新宿区新宿3-14-1 03-3352-1111 東京メトロ丸の内線 新宿三丁目駅、都営新宿線 新宿三丁目駅 伊勢丹新宿店キッチンステージ マルティグラのワンプレートディッシュ 2625円

大きな地図で見る