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November , 2017
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G線上のホース 阪神JF 「最大の敵は身内にあり」

2013年12月7日(土)08時00分更新
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阪神11R 阪神JF

【推奨馬】ハープスター

◎ハープスター
○レーヴデトワール
▲マジックタイム
☆モズハツコイ

 ハープスターの新潟2歳Sは見た目と数字の両面から評価出来る走り。上がり3Fは驚速の32.5秒。とてもデビュー2戦目の牝馬のそれとは思えない数字で、最後方追走から全頭を差し切り、終いは流す余裕まであった。ただ1つ忘れてはいけないのは、その競馬場が新潟だった点。JRAの競馬場で直線が1番長いコース、夏場の軽い馬場で時計も出やすかった。ちなみに11年の1・2着馬の上がりはモンストールが32.7秒、ジャスタウェイで32.6秒、同じ牝馬で09年の勝ち馬シンメイフジは32.9だった。そのシンメイフジは阪神JF1番人気で5着に敗れている。もしかして…の可能性もあるにはある。
 冬の阪神競馬場で32秒台の末脚は使えないが、それでも血統(唯一のディープ産駒、母系にベガ)と厩舎(過去5年で同レース3勝)からもハープスターに逆らうつもりはない。問題はその相手。デイリー杯2歳Sをレコード勝ちしたホウライアキコが人気を集めそう。父ヨハネスブルグは今年の2歳世代が国内供用後の初年度になるが、既に先週までに18勝を挙げる大活躍。しかし、10月下旬から同産駒はこの土曜日まで勝ち星が無かった。これは同馬の現役時代(2歳時7戦7勝、3歳時3戦0勝)と同じく産駒も早熟傾向に出ているのかもしれない。実際に同産駒の勝ち方は先行が圧倒的に多く、そのほとんどがスピードを活かしてのもの。時期が進むに連れてスピードだけでは押し切れなくなっていると推測する。母父サンデーサイレンスは怖いが今回は完全に消しで臨みたい。
 相手は3頭に絞る。同厩のレーヴデトワールは前走から舌を縛ったのが功を奏した形。当たりの柔らかい騎手への乗り替わり(川田→福永)もプラスに転じそう。ゼンノロブロイ産駒は先週の阪神芝で9頭中(3.2.1.3)の大暴れ。馬場も向いており逆転の目が有るとしたらこの馬だけだろう。新潟だが近2走の末脚が光ったマジックタイム、ファンタジーS2着のモズハツコイは昨年の阪神JFでも好走したハーツクライとクロフネの産駒。特に後者はここ4年で3頭が馬券に絡んでおり、迷わず押さえておきたい。馬券は基本的に頭固定の馬単・3連単で組み立てるが◎-○を厚く買いたいレース。余裕が有れば○が頭の馬券も考慮に。

中山11R カペラC

【推奨馬】ティアップワイルド

◎ティアップワイルド
○セイクリムズン
▲スリーボストン
△スノードラゴン
△ノーザンリバー
△スイートジュエリー
☆サマーウインド

 昨年のこのレースの1番人気を覚えているだろうか?その馬は同レースを5着に敗れた直後に重賞初制覇。その後には1倍台の人気で重賞2勝目を挙げている。
 本命はそのティアップワイルド。前走の武蔵野Sは16頭立ての最低人気で15着。前々走の室町Sですら4番人気で11着に敗れているが、前者は距離とペース(先行勢壊滅)で後者はハンデ戦で酷量と言える59キロと明確な敗因が有った。昨年のレースでは強気の騎乗が災いし、2テンポ、いや3テンポ早い仕掛け。先行勢を綺麗に掃除した直後に後ろから来た4頭に差されてしまった。あのセイクリムズンさえ先行して潰れた展開、出負け気味の3頭が上位独占したことを考えれば、大健闘の内容だった。一昨年のこのレースは差して2着、体調次第と言えなくもないがこの人気ならば狙っておきたい。相手には去年先行して潰れた馬たちを中心に手広く。馬券は単複を中心に馬連・ワイドで組み立てる。

【若駒推奨馬】

中京10R こうやまき賞 ヌーヴォレコルト

  秋の東京開催で目立つ勝ち方をしたのがヌーヴォレコルト。前走は牝馬限定の未勝利戦で10頭立てとお世辞にも厳しい条件ではなかったが、直線では並ぶ間もなく一気の差し切り勝ち。新馬戦では内で詰まり、かなり脚を余して敗れていただけに当然の結果だった。東京から中京へ舞台は変われど、今回も10頭立ての左回り。先週の中京では金鯱賞でも1・3着した様にハーツクライ産駒の活躍が目立っており、その点からも強調したい。相手には同じハーツクライ産駒の2を本線に10、9まで。単勝と馬単勝負。
 

中山7R 2歳500万下(ダ1800m) ジャッカスバーグ

  この時期は2歳500万下の番組が少なく、ただでさえ適鞍が少ないダート中距離馬にとっては我慢の季節と言えよう。中山でのダート中距離はこの1鞍だけ。来年のヒヤシンスSを目指す馬は是が非でも賞金を加算しておきたいだろう。かつては超大物のスマートファルコンやフラムドパシオン、ピサノデイラニ、トラストジュゲムといった実力馬が制しており、本当に強くないと勝てない番組でも有る。
 ジャッカスバーグの新馬戦は2着馬とのマッチレース。接戦の末に競り落としたが、クビ差2着のハットシテグーは次走で勝ち上がり。4馬身差の3着だったアナザーバージョンも次走で7馬身差のワンサイド勝ち。レースレベルはともかく、その新馬戦の上位3頭だけは力が抜けていた。楽に前に付けられる強みも有り、ここでも中心は揺るがない。相手には中山替わりで向きそうな3、2、14、13を相手に頭固定の馬単・3連単。