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November , 2017
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男なら硬派な肉料理の味わいを知れ!「釜焼き広東風焼豚」~磨由子のグルメ散歩~

2013年12月13日(金)04時24分更新
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 日本人向けのアピールとして「名物はジャンボ焼き餃子」としているが、正直、それ以外の数々の高級中華や本格点心の方に、より魅力を感じた(餃子も淡泊でおいしかったけれど)。例えば、1000円で食べられる「北京ダック」。これも日本人にわかりやすいようにそう呼んでいるけれど、広東料理の店なので、実は広東風なのではないだろうか。皮だけを使うのが北京風、肉も一緒に食べるのが広東風で、厳密には調理方法が違うらしい。やっぱり、せっかくなら肉がついていた方が良いな、と欲張りな私などは思ってしまう。

 

 店内に塊でぶら下がっている窯焼きの「広東風焼豚」も、そのビジュアルだけで食欲をそそる。添えられた甜麺醤(てんめんじゃん)を少しつけ、白髪ねぎを乗せて口に運ぶと、噛み応えを感じるとともに、よく染みたタレの味と肉の旨味がじわっと口に広がって、お酒が進むこと間違いなし!「とろける~」とか「肉汁がすご~い」を過剰演出した肉料理とは一線を画した、こういった肉料理をじっくり噛みしめながら一杯やるのには、しみじみとした楽しみがある。店内の照明が薄暗いのがまた落ち着く。

 

 さて、今回の散歩先は「泰興楼」。自由が丘から田園調布へ向かうその道沿いには、中華料理店、葱専門の和食店、イタリアンなど、目を引く飲食店がズラリ。なかなかの激戦区だが、地元人気はかなり高い様子。

 

 ホルモンのおつまみメニューが充実しているのも注目点の1つ。豚足、豚耳、豚ガツ、牛ガツ、牛タン、砂肝があり、いずれも1人前1000円。500円のお手軽価格でハーフを頼むこともできる。では数種類いっちゃいますか、と喜んだのも束の間、会食相手から「ホルモン、苦手なんです・・・」の告白が。ショックを隠しながら、次回に持ち越しとしたのだった。

 

※お料理との「出会い」をより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

泰興楼 東京都世田谷区奥沢6-31-17 03-5706-1014 東急東横線・自由ケ丘駅(P無)「広東風焼豚」 998円

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