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新倉史裕氏でバック・トゥ・ザ・フューチャー

2014年1月15日(水)10時19分更新
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 先の1・4東京ドーム大会でKUSHIDAが映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主人公に扮し、タイムマシンカー・デロリアンに乗って登場した。タイムトラベルはまだまだ夢物語だが「人は思い出の中で生きている。昔のままの姿で」と、よく言われる。

 

 

 文字通りそのままなのが、元・新日本プロレスの新倉史裕氏。新倉氏は1980年に新日プロに入門した。歳の時だった。当時の新日若手軍団には前田日明、高田延彦、山崎一夫、平田淳二、ジョージ高野、高野俊二、仲野信市、小杉俊二など、そうそうたるメンバーが揃っていた。

 

 

 

 若手選手の中で新倉氏は、社会経験もある兄貴分的存在、しかも性格は優しく温厚にして人当たりも良かったため、今はなき山本小鉄氏に「練習は俺が見る。他のことはおまえが見てくれ」と〝指導係〟を命じられていた。

 

 

 

 仲間たちの日常生活にも目を配り、みんなから慕われていた上、気さくで優しかったため、女性ファンやちびっこファンにも人気があった。スター選手が、その人気ゆえ対応しきれなかったファンへのフォローも、新倉氏がしていた。新倉氏を悪く言う人はまずいなかった。

 

 

 

 明石家さんまの番組に出演した際、控えめでにこやかだったため「アンタは優しそうな顔やね~」と評された。ちなみに、当時オールバックで口ひげの強面だったアニマル浜口氏は「この人は恐そう」と指摘され、激怒したというエピソードもある。

 

 

 

 引退後も新倉氏は全くレスラーの頃そのまま。ここまで変わらない人も珍しい。相変わらず体もごつく、大きい。胸板が厚くスーツ姿がサマになり、胸元のポケットチーフもお洒落でダンディーだ。

 

 

 

 現在は渋谷で居酒屋ダイニング「巨門星」を経営。その店には昔を懐かしむオールドファンや〝虎ハンター〟小林邦昭を始め、プエルトリコにともに遠征した馳浩・衆議院議員など、先輩、後輩を問わず、昔のレスラー仲間もちょくちょく顔を出している。

 

 いつまでも変わらない新倉氏を前にすると、皆さんも1980年代の自分に戻れるかも知れない。