17
December , 2017
Sunday


レッドレイヴン 母の全兄に有馬Vグラスワンダー

2014年1月22日(水)10時58分更新
Pocket

青葉賞11着、ダービー12着と3歳春には結果を残せなかったレッドレイヴンだが、休養明け2戦目の準オープン・美浦Sでは力の違いを見せつけ快勝。今回はGⅡとなり相手は強化されるとはいえ、もともと新馬、百日草特別を連勝し、続くGⅢ東京スポーツ杯2歳Sで2着したほどの馬。立ち直ったとなれば昇級の壁はない。

父のスマートストライクはミスタープロスペクターの直子。2年連続で米国の年度代表馬となったカーリンなどの活躍により、07、08年の米リーディングサイアーに輝いた(北米だけの集計では09年も首位)名種牡馬。ほかにも、ルッキンアットラッキー(プリークネスS)、フリートストリートダンサー(JCダート)など多くの一流馬を送り出している。ダートだけではなく、米芝牡馬チャンピオンになったイングリッシュチャンネル(BCターフなどGⅠ6勝)のような産駒も出ている。

スマートストライクは日本ではブレイクランアウト(共同通信杯)を出している。同馬の母は米GⅡの芝重賞の勝ち馬だが、レッドレイヴンの母ワンダーアゲインも米GⅠダイアナHに勝つなど、米国の牝馬芝戦線で大活躍した馬。レッドレイヴンの芝への適性も、この母によるところが大きい。さらに、ワンダーアゲインの全兄にはグラスワンダーがいる。グラスワンダーは有馬記念を制したように、小回り向きの機動力に優れている。レッドレイヴンにとっても東京よりは、この中山の舞台のほうが合っているはずだ。 (笹栗康昭)