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December , 2017
Friday


ドクター林の健康トラの穴 第21回「プロレスラーと癌」

2014年1月28日(火)12時00分更新
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プロレスラーで癌を患った人は数人います。

残念ながら亡くなった人もいますが回復して選手を続けている人もいます。

今はもう引退しましたが現役中に大腸癌にかかり手術で取り除き、その後暫く元気に現役を続けていた選手がいます。

彼の場合は、ガンがわかってすぐ肉食ばかり摂っていた食生活を改めました。

肉食を止めて野菜・魚中心の食生活に変え、免疫力をあげることに主眼をおいた生活をし、サプリメントの接種などを心掛け、腸内細菌叢のバランスをよくするような薬だけ飲みました。

そして、その後は癌の再発や転移もなく長い間過ごしていました。

抗がん剤など飲むこともなく体力の続く限り現役を勤めることができました。

手術後十数年して定期検査で肝臓に影が見つかり、精密検査の結果ガンの転移であることがわかりました。

彼は、迷うことなく肝臓の3分の1と肺の一部も切除し、周囲のリンパ節も取り除くかなり大掛かりな手術を受けました。

しかし術後も体力、気力の衰えもなく、3日目にはベッド脇で筋トレを初めました。

その後1週間そこそこで退院、すぐにトレーニング開始していつに変わらぬ日常生活に戻りっったのです。

彼がいつも心掛けていたことは、「ガン細胞が見つかったら即手術で取り除く、その後は抗がん剤などを使用せずひたすら免疫力アップを心掛ける」ということでした。

その結果が、転移しても大手術を受けても早期に回復し、癌を恐れることなく元気に暮らすことができたのではないでしょうか。

外見は現役時代となんら変わることはありませんが裸になると見える大きな手術痕がプロレスラーのよりいっそうの凄さを物語っています。

 

 

 

Dr.hayashi

本名 林 雅之

1949生

千葉市出身

秋田大学医学部卒業

現在 医療法人社団祐光会理事長 弘邦医院院長

内科医として地域医療に従事する傍らスポーツドクターとして

東京都テコンドー協会会長

新日本プロレス 全日本プロレス ゼロワンなど各プロレス団体のリングドクターを務めている

メディカルエンターテナーとして「笑いと健康」をテーマにライブ活動を各地で行っている

ED治療に関しては日本での第一人者であり「男力復活」に取り組んでいる。

 

著書 

ガンやリウマチに効果のある免疫療法(本の泉社)

  リングドクターが見たプロレスラーの秘密(三一書房)

  脳で感じるセックス入門(扶桑社)

  など20数冊

 

新聞連載

  日刊ゲンダイ(関西版) ドクター林の性の相談室

 

ラジオ 

  かつしかFM ドクター林の健康げらげらクリニック(水曜日20:00~21:00)