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August , 2017
Wednesday


ノーザンリバー  半兄ランフォルセが佐賀記念制覇の勢いで

2014年2月19日(水)10時10分更新
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3歳時には芝のアーリントンCを制したものの、1年10か月の長期休養からの復帰後はダート路線へと方向転換したノーザンリバー。カペラSでおよそ3年ぶりの重賞制覇を果たすと、続く根岸Sでも8番人気と評価は低かったが2着に好走。フェブラリーSの有力馬の一頭に急浮上してきた。

母のソニンクはランフォルセ(エルムSなど重賞4勝)、ノットアローン(ラジオNIKKEI賞2着)、モンローブロンド(ファンタジーS2着)、ルミナスポイント(準オープン勝ち)などを出し、繁殖として成功している。不出走の初子アコースティクスはダービー馬ロジユニヴァースを送り出し、モンローブロンド、ルミナスポイントも繁殖として順調に産駒を送り出している。ソニンクは12年に死んでしまったが、後継牝馬たちが牝系を着実に広げつつある。

祖母のソニックレディは愛1000ギニー、ムーラン・ド・ロンシャン賞、サセックスSを勝ったマイルの名牝。13歳の若さで死んで牝馬を2頭しか残さなかったためその血を受け継ぐファミリーは貴重な存在だ。この牝系に父アグネスタキオンの配合を見れば、ノーザンリバーは芝の中距離あたりが向きそうなタイプに思えるが、それがダートの短距離で活躍するのだから分からない。

13日に行われた交流GⅢ佐賀記念では、半兄ランフォルセが断然人気のソリタリーキングを抑えて優勝。この血の勢いも侮れない。 (笹栗康昭)