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August , 2017
Sunday


恐ろしいほどの「しっぽり」感!西麻布の隠れ家おでん~磨由子のグルメ散歩~

2014年2月22日(土)04時30分更新
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 凍えるような寒い夜の食事時、ビルの地下にある、おでんやに出くわした。迷わず階段を下りて飛び込むと、予想に反して店内はずいぶんと広い。コの字のカウンターテーブルが大きく陣取って、角に2つのおでん鍋が並び、恰幅の良い板前が静かに煮え具合をチェックしている…。なんという絶妙なほの暗さと静けさだろう。一瞬にして腰が落ち着いてしまうではないか。

 おでん種は豊富に揃い、なんと40種類も!おでんはスタンダードを好む人と変わり種があればトライしたがる向きとで分かれるものだが、この店はどちらであっても楽しめる。女性の場合、大概は後者であるため、私も、オススメされた焼穴子の湯葉巻き、れんこんもち、山東菜(柔らかい小松菜のような青菜)、おこげなどをチョイス。おこげは歯応えのあるうちに食べるのもよし、しばらく置いてリゾット風にしてもよし、1粒で2度美味しいところが気に入った。

「こんぶや」の名のとおり、羅臼こんぶを惜しみなく使った出汁が自慢だと言う。おでん種も毎日、手作りしているそうで、その時々の旬素材で作るさつま揚げが一年を通して人気の品。おでん種は1つ280円からだけれど、12種類で3700円の「おまかせ盛り合わせ」もある。

 カウンター以外に半個室のテーブル席や個室もあり、大人の夜を過ごしたいときに使える店だ。一品料理にも興味を引かれるメニューがたくさんあったので、食べ損ねた「おでん出汁の汁かけごはん」と「チーズ八ツ橋」を、次の機会にはぜひ試してみたい。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都港区西麻布4-10-5 ネクスト西麻布B1F 03-5464-3740 東京メトロ日比谷線 広尾駅(P無)「おでん」 280円~

 

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