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September , 2017
Wednesday


ベルカント スピード配合に加えて持続力も◎

2014年3月13日(木)09時20分更新
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2011年の4月30日に心不全のために22歳で死んだサクラバクシンオー。さすがに重賞勝ち馬はめっきり減ってきたが、先週のオーシャンSでも4頭出し。短距離戦線ではまだまだ存在感を示している。

今週の桜花賞トライアル・フィリーズレビューにも3戦2勝のダンスアミーガ、ファンタジーS勝ちのベルカントの2頭がスタンバイ。それにしても21歳時の種付けでもオープン馬を出すのだから、すごいの一語だ。特にベルカントは、前走では牡馬相手の朝日杯FSに出走して10着に敗れたが、距離も長かっただけに、ファンタジーSと同じ1400メートルで牝馬同士となれば、巻き返しは必至だ。同馬の母セレブラールはボストンハーバー産駒らしく1200メートルの特別戦を2勝(計3勝)し、1000万下まで出世した。このベルカントが初子となる。

「母の父ボストンハーバー」は産駒が登場してからそれほどたってはいないが、カリバーン(白富士S)、ムクドク(東風S)、マジェスティハーツ(神戸新聞杯2着)、エーシンハーバー(フィリーズレビュー3着)、ブリッジクライム(秋華賞4着)と活躍が目立っている。ベルカントはサクラバクシンオー×ボストンハーバーというスピード配合ではあるが、祖母の父はオセアニアで種牡馬として大成功し、「南半球のノーザンダンサー」の異名を取るサートリストラム。加えてノーザンダンサー4×5のクロスがスピードに持続力を与え、底力アップに成功しているようだ。 (笹栗康昭)