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December , 2017
Saturday


ダシの香りが快楽中枢直撃!鰹節問屋直営の蕎麦屋で至福の“おかかご飯”~磨由子のグルメ散歩~

2014年3月22日(土)04時28分更新
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「そばよし」は、知る人ぞ知る立ち食い蕎麦屋の名店だ。「こだわりの強い立ち食い蕎麦屋」では、コストと手間の問題から、どうしても蕎麦ほどにダシに手がかけられないことがままある。でもココは、蕎麦はもちろんのこと、ダシ汁こそが絶品なのである。なぜなら、鰹節問屋直営の店だから。

 かけ蕎麦を頼んで、蕎麦をすする。ダシ汁を残したところに半ライスを追加するのが私の流儀だ。ここで手を伸ばすのが卓上の「粉かつお」。無造作に置かれたそれを、ごはんがアツアツのうちにたっぷりとふりかける(とは言っても、かけ過ぎてもダメ)。その上からサッと醤油をかけまわすと、これもまた、かぐわしい香りが立ちのぼる。後はもう、ダシ汁とともに一気食いをすれば、まさに至福。日本人で良かった!!

 このおかかご飯は、俗に言う「たまにどうしても食べたくなる」、そんな魔力を持つ一品だ。蕎麦だけを食べている客がいたとしたら、事情を知らない一見か、食べ飽きるほどの超常連かのどちらかだろう。

 私がなじみの京橋店(本店は三越前)は、食欲をそそる鰹の香りが店内に充満している。これを芳香と言わずしてなんと言うのか。心が落ち着くと同時に、妙に気分がアガってしまう。できることなら、アロマスプレーにして商品化して欲しいほどである。

 

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都中央区京橋2-6-18 03-3564-9033 東京メトロ銀座線 京橋駅(P無) 「かけそば」270円、「半ライス」70円

 

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