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September , 2017
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「AnimeJapan 2014」では自治体のアニメPRが加熱!

2014年3月25日(火)03時00分更新
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 国内最大のアニメ展示会「AnimeJapan 2014」が東京ビッグサイトで22日、23日の2日間に渡り開催された。今回のイベントはそれぞれ開催していた「東京国際アニメフェア」と「アニメコンテンツエキスポ」が4年ぶりに再統合して行われた展示会で、国内外の出版社、アニメ制作会社、おもちゃ会社などが参加した。

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 今回目立ったのが地方自治体の参加で、10以上の団体が参加。アニメやマンガの舞台になった場所をファンが訪れる“聖地巡礼”の盛り上がりを感じられる出展が多くみられた。

 最近では、既存のアニメなどに頼らず、自治体そのものが地域PR用アニメなどを制作することも盛んなようで、イベントに参加していた富山県南砺市は、市内を舞台にしたオリジナルアニメ「恋旅~True Tours Nanto」を紹介。このアニメは、GPS機能を使用したスマートフォンアプリを介し、同市を訪れるとオリジナルアニメが視聴可能になるというシステムになっている。

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 同ブースの担当者によると、世界遺産の「白川郷・五箇山の合掌造り集落」をもっと多くの人に訪れて欲しいと企画されたものだそうで、同市に本社を置くアニメ制作会社、ピーエーワークスに制作を依頼。「(オリジナルアニメ)1話の前編は全国で視聴できますが、その他は現地に行かないと見ることができません。気になった方は、ぜひ観光しながら見に来て欲しいです」と同ブースの担当者は語った。

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 「PLAY WITH IBARAKI」のスローガンをブース名とした、茨城県と、同県のつくば市に拠点を置くアニメ制作スタジオ「スタジオぷYUKAI」の合同ブースでは、茨城県PRアニメ、『あぐかる』出演声優によるトークショーが開かれ、声優の山本小百合、 原田ひとみ、同作監督の芦名みのる氏らが参加。

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 同アニメは「都道府県の魅力度ランキング」で常に最下位争いをする茨城県のいいところをPRしよう企画されたアニメで、Youtubなどの動画サイトで現在配信中。制作陣の話によると、企画会議で、「県の魅力? うーん、ないなー」という地元民も魅力が思い浮かばない状況の中で、北海道に次ぐ農作物生産量に注目し、もっと県独自の農産物ブランドの認知度をあげようと制作することなったとのこと。しかし、トークショーでは山口県出身の原田が、「茨城県ってどの辺にあったんでしたっけ?」と発言して笑いを誘うなど、県の魅力度上昇にはまだまだ課題があるようだ。

 他にも平安時代末期の源平争乱で、「倶利伽羅峠の戦い」の舞台となった富山県小矢部市が、同市で企画しているオーディオドラマ『猛将 木曽義仲』をPR。「アニメ&キャラクター列島JAPAN」のブースでは、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の埼玉県秩父市、『Wake Up Girls!』の仙台市などが紹介されており、最近の地方自治体のアニメ・マンガへの注目度高さがうかがえた。(マサ)