16
December , 2017
Saturday


ストレイトガール デインヒルから底力…一気頂点だ

2014年3月27日(木)10時32分更新
Pocket

現在の短距離路線は“龍王”ロードカナロアの引退で混沌とした情勢だが、そんな中主役の一頭を務めるのが、前哨戦のシルクロードSを快勝し、破竹の快進撃を見せるストレイトガールだ。1年前までは500万下クラスにいた馬が昨年以降、8戦6勝。シルクロードSでは短距離戦では圧倒的ともいえる2馬身半もの差をつけて重賞初制覇を飾っている。

 同馬の曽祖母タイセイカグラは桜花賞に勝ち、オークスではライトカラーに敗れて惜しくも2着となったシャダイカグラの半妹という良血馬。戦績では9戦2勝と姉に遠く及ばなかったが、オースミブライト(京成杯、神戸新聞杯、皐月賞2着)、オースミコスモ(関屋記念、福島牝馬S、中山牝馬S)を出し、繁殖としては成功した。母のネヴァーピリオド(父タイキシャトル)は1200メートルで3勝(うちダート1勝)。3歳時には重賞のクイーンCにも駒を進めたスピード馬だった。フジキセキ×タイキシャトルというストレイトガールの配合を見ると、軽いスプリンターという印象を受ける。

そこに底力を与えているのは、世界中で活躍馬を送り出した大種牡馬デインヒル(祖母の父)の血だ。父×母の父、父×祖母の父という違いこそあれ、フジキセキ×デインヒルという配合を持つエイジアンウインズは、4歳春に心斎橋Sを勝つと、続く阪神牝馬S、ヴィクトリアマイルと3連勝。あっという間にGⅠウイナーに上り詰めた。ストレイトガールも一気に短距離界の頂点に立つか、大いに注目できる。 (笹栗康昭)