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December , 2017
Saturday


イサベル 東京の長い直線は魅力十分なディープ産駒

2014年4月24日(木)10時04分更新
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 初年度産駒から4連覇を達成した桜花賞に対し、皐月賞ではいまだに勝ち馬を出せていないディープインパクト。4頭を送り込んだ今年もステファノス5着、ベルキャニオン7着、トーセンスターダム11着、アデイインザライフ16着と揃って討ち死に。現役時代に国内で唯一の敗戦を喫した(05年有馬記念)中山コースへのトラウマはまだ払拭できないようだ。

舞台が替わって今週のメーンレースはオークスTRのフローラS。抽選待ちの身ではあるが、経験馬相手に出遅れながらも豪快に差し切ったディープインパクト産駒イサベルにとっては東京の長い直線は魅力十分だ。母スカーレット(父シンボリクリスエス)は不出走ながら、半兄にはリンカーン(阪神大賞典、京都大賞典、日経賞)、ヴィクトリー(皐月賞)がいる良血馬だ。

そして曽祖母は英オークス、ヨークシャーオークス、英セントレジャーを制した名牝サンプリンセスの娘バレークイーン。バレークイーンは日本ダービー馬フサイチコンコルド、皐月賞馬アンライバルド、京成杯を制したボーンキング、種牡馬として成功したミラクルアドマイヤを出したほか、牝駒のフサイチミニヨンからは函館2歳Sを勝って、阪神JFで2着したアンブロワーズが出ている。母系にはトニービン、サドラーズウェルズの血が入り、底力とスタミナは十分のイサベル。04年のこのレースでハナ差で勝利を逃した伯母グローリアスデイズの無念を晴らし、是が非でもオークスの出走権利を取りたいところだ。 (笹栗康昭)