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December , 2017
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〝フリーハンター〟セバスチャン「おかずは狩れ!!」~ウグイ編~

2014年4月29日(火)04時35分更新
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誰にでも釣れるウグイ

誰にでも釣れるウグイ

 どんなに釣りが苦手な人でも、絶対に釣れる川魚はウグイです。1年中、渓流から中流どころか、河口や海にまでいます。川では5センチくらいから、海では50センチオーバー。あまりにどこにでもいるし、汚い川でも力強く繁殖しているイメージが強いため、ゲテモノ扱いされています。あと、小骨が多いなんて文句もつけられるかわいそうな雑魚ですが、きれいな川のウグイはおいしいです。

 近年、多摩川にアユが戻ってきたことは有名ですが、多摩川ではシジミも取れるようになり、さらにハマグリも取れるぐらいになりました。多摩川に象徴されるように、関東の川がきれいになってきたため、食材がグ~ンと増えました。 だからこそ、キング・オブ・雑魚のウグイに注目です。

 ボクの故郷の北海道では、ウグイは捨てられる魚です。留萌港などでサバ狙いでサビキをすれば、あっという間にウグイが100匹超え。豊平川でニジマスを狙えば、あっという間にウグイが数十匹。練り餌でも、サシ(ウジ虫)でもミミズでも、サビキでもルアーでも、毛ばりでも釣れる究極の雑魚です。


 唯一、北海道でウグイを食材にするとしたら、干して、そうめんのダシぐらいでした。それは北海道には、他に簡単に釣れる、うまい魚が多すぎるからです。


 実はボクは、北海道に住んでいた小学生の時から、ウグイを食べまくってました。今でも釣りでウグイが釣れたらキープしてます。多摩川のウグイはばっちり、うまかったです。食べ方は30センチ以下のものは、塩焼きがベストだと思います。アユのようなふわっとした白身で、くさみはなし。小骨が多いと言いますが、別にノドに刺さるような鋭いものではなく、柔らかい小骨なので、そのまま飲み込んじゃえばいいんです。それでも、気になる人は、素揚げにしてしまえばいいわけです。


 コイ科の魚なので、大きめのものはコイこくやうま煮のような料理法も合いました。海のウグイなら、刺し身でも大丈夫でしょう。川にいるのは、危険な寄生虫がいるので刺し身は厳禁です。