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アドマイヤラクティ 2400以上ならディープよりハーツ

2014年5月1日(木)09時58分更新
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 スプリントGⅠ高松宮記念では不発に終わった(リアルインパクト9着、レッドオーヴァル14着)ディープインパクトが、もうひとつの未制覇部門の長距離GⅠに挑む。これまで芝の3000メートル以上では21戦して<04215>と勝ち星はなし。ダービー馬のキズナにとっても気になる材料ではある。一方、2011年からの3年間で芝の2400メートル以上ではディープインパクトを上回る連対率を誇るのがハーツクライだ。産駒が勝った重賞レースを見ても阪神大賞典(ギュスターヴクライ)、日経新春杯(カポーティスター)、ダイヤモンドS(フェイムゲーム)など2400メートル以上の距離が並ぶ。ことスタミナに関しては、現在最も信頼できる種牡馬といえる。今回のメンバーでは屈腱炎から見事な復活を遂げたウインバリアシオンが実績では有力だが、長距離適性ではそれ以上と思われるのがアドマイヤラクティだ。ウインバリアシオンの母の父が英愛2歳牡馬チャンピオンのストームバードなのに対し、アドマイヤラクティの母の父は凱旋門賞馬エリシオ。さらに祖母の父カヴィートも米GⅠベルモントS(ダート12ハロン)を勝っており潜在スタミナならメンバー中最右翼だ。ここまで重賞は1勝だけと実績ではやや劣るアドマイヤラクティだが、京都の外回りではゴールドシップと2度対戦してともに先着している。成長力のあるハーツクライ産駒なら、昨年(4着)以上の結果が残せるはずだ。 (笹栗康昭)