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August , 2017
Wednesday


G線上のホース 天皇賞 「大事なのは馬場か、それとも血統か」

2014年5月3日(土)07時47分更新
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京都11R 天皇賞

結局、桜花賞馬ハープスターはオークスに進み、2着レッドリヴェールはダービーへの参戦が決まりました。今日の青葉賞、来週の京都新聞杯とプリンシパルS、そしてNHKマイルCが終わるとダービーの出走馬も具体的に見えてきそうです。その前に今週は日本最長GIの天皇賞(春)。ここ2年でもオルフェーヴル、ゴールドシップが飛んでいるだけに一筋縄ではいかないレース。当欄の予想を少しでも参考にして頂ければ幸いです。

※本年より推奨馬の横に自信度を掲載します。ご参考下さい。
★★★★★…年間でも1~2鞍の大勝負。筆者も大枚を叩きます。
★★★★☆…半年に1度クラスの勝負。これを外すと年間収支に影響が。
★★★☆☆…月単位で見ても買いたい馬。筆者自身も結構入れてます。
★★☆☆☆…土日を通じて勝負可能なレース。一般的にこれがベース。
★☆☆☆☆…無理をして買わないが当日の中では推奨出来るレベル。

【推奨馬】フェイムゲーム 自信度★★☆☆☆

◎フェイムゲーム
○キズナ
▲ラストインパクト
△サトノノブレス
△ウインバリアシオン
△フェノーメノ
△ゴールドシップ
△アドマイヤラクティ
☆ホッコーブレーヴ

 まずは馬場の確認。先週から始まった京都開催は例年かそれ以上の「超高速馬場」。芝1400mの内・外回り、芝1600mと3つのコースでレコード。前者はいずれも3歳馬の走破時計で、いかに今開催の馬場が速いかが分かる。この中間に降水が有ったが、先週と比べてもそれ程大きな違いは出ないはず。
 次に確認すべきは血統面。先週のマイラーズCはディープインパクト産駒が1~4着を独占。その他のレースでも常にディープインパクト産駒が馬券圏内に絡んでいた。天皇賞(春)においては一昨年にトニービンの血を含む馬が1~5着を独占、ステイゴールド産駒のフェノーメノは昨年のこのレースを制している。問題なのはディープインパクト産駒で天皇賞だけに限らず、未だに3000m以上のレースで勝ち鞍が無い。そして覚えておきたいのはここ5年の勝ち馬の内4頭にリボーの血が入っていたこと。
 
 
 4強と評されるが、キズナには距離、フェノーメノには状態面、ウインバリアシオンには直前に決まった鞍上(シュタルケ)、ゴールドシップには高速馬場への対応と実はそれぞれに不安要素が有る。この4強が上位を独占する可能性は高い。それでもこの4強の中から1頭の軸馬を決めるには決定的な根拠が欠けている気がしてならない。
 推奨するのはフェイムゲーム。血統面はほぼ完璧。父ハーツクライはトニービンの血を含むサンデーサイレンス系種牡馬。フェイムゲームが前走で初経験の長距離重賞(3400m)を圧勝したように長距離は大歓迎の血統。更に注目すべきは母母ベルベットサッシュで全兄にサッカーボーイ、全妹にゴールデンサッシュ(ステイゴールドの母)がいる素晴らしい配合馬。母父アレミロードはここ数年の勝ち馬のトレンドになっているリボー系で少なからず血統面に隙は無い。ただ関西圏の競馬は今回がデビュー以来初。加えて時計の裏付け…というか高速馬場の経験すらも無い。これらは人気馬にとっては不安要素になるが、人気薄にとっては都合良く解釈していい。走ってみなければ分からないのだから。鞍上の北村宏司にとっても久しぶりの京都。内での捌き方、立ち回りを得意としているだけにこの長距離で恥ずかしい競馬はしないだろう。相手にはディープインパクト軍団を本線に、一応は4強全てを買い目に入れておく。馬券は単複と馬連、3連複で組み立てる。

【若駒推奨馬】

東京11R スイートピーS  ショウナンパンドラ 自信度★★☆☆☆

 先週のフローラSを制したサングレアルは血統的にもブエナビスタの半妹というこで人気を集めそう。このスイートピーSはオークスへ向けて最後のトライアルだけに、レース内容と勝ちっぷりも踏まえて注目しておきたい。
 フラワーC時にも推奨したショウナンパンドラをもう1度だけ追ってみる。前走は中山のタフな馬場の影響も有り不発に終わったが、同馬のポテンシャルを信じてみたい。「道中ではなるべくインを通った方が良く、直線ではインを通らないとかなり不利」な正月の1回京都開催。3歳馬のレースの中で1番強烈なインパクトだったのがショウナンパンドラが勝った1月5日の未勝利戦。後方からのスタートで道中は最後方の外々を回り、4角からマクり気味のスパート。直線でも加速し、最内を通れなかったにも関わらず一気に後続を引き離した圧巻の内容だった。前々走のエルフィンS(2着)も馬場に泣いており、良馬場の東京ならば言い訳できない舞台。勝ち方次第では本番も…。馬券は単勝、馬単、3連単で組み立てる。相手は3、5、11、14、13の順。

京都10R 端午S(ダ1400m) クーゲル 自信度★★☆☆☆

 桜花賞の大逃げで場内を沸かせてフクノドリーム。結果的に15着に沈んだものの、スピードの片鱗を見せつけた。今回は約半年ぶりのダート戦。2歳時に交流重賞エーデルワイス賞を制しており、ここでの本命も考えたが、この馬以外にも前に行きたい馬(それも多数)が揃ってしまった。
 とてつもないハイペースを考慮して推奨はクーゲル。前走は武豊に乗り替わって追い込みの競馬で1頭だけ違う脚を使っての完勝だった。好位からレースをしていた時は惜敗続きで詰めの甘さを露呈していたが、脚を溜める競馬が余程合っているのだろう。今回は展開利も大きく期待して買ってみる。5、12、15、16、13、11を相手に馬連と馬単で流す。

新潟5R 3歳未勝利(芝1000m) ティアップシンガー 自信度★★☆☆☆

 過去4戦は全てダート戦でその内2度逃げているティアップシンガー。矛先を大きく変えて新潟直線芝1000mに出走してきたが、とにかくこの条件はダート馬が走る印象。スタート直後からゴールまで息を入れる箇所が無いので瞬発力勝負になりにくく、スタートしてからのスピードをいかに持続させられるかという勝負になりやすい為、アメリカのダート血統が台頭しやすい。決して頭数が多くないボストンハーバー産駒だが、芝に限ると左回り・右回りより直線競馬の勝率・連対率の方が高くなっているのはそのせいだろう。新聞の印等よりは人気になるかもしれないが、それでもここは単複勝負。