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August , 2017
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役にたたない英語おせーたる(26)〝救急車を追っかける人〟って…

2014年5月7日(水)04時36分更新
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 この間、愛車がfender bender(オカマ)された話をしたが、事故の翌日が大変だった。電話が鳴りっぱなしなのである。事故被害者の会やら、ウェルネスなんちゃらやら、果てはカイロプラクティックまで「昨日の事故のことでお話が・・・」と言って、電話をかけてくる。Ambulance chaserたちだ。

 Ambulance chaserとは、「救急車(ambulance)を追いかける人(chaser)」、つまり、事故の被害者につけこんで商売をしようとする人のことだ。もともと、事故屋弁護士を指したようだが、弁護士以外にも使われる。

 しかし、私の連絡先がどこから漏れたのか? 職場の隣人Bryanに聞いたら、「オカマほられて、警察に連絡したんだろ? だったら、それはpublic record(公の記録)だよ。今朝の新聞に載ってるんじゃない?」と言う。警察が私の電話番号を新聞に流すのか?! “That’s the violation of privacy!”(プライバシーの侵害やん!)とBryanに憤慨してみたものの、「政府のやることだからしょうがないじゃん」とのこと。政府によるプライバシー侵害がまかり通っていいのか?! 

 自分の電話番号が公の情報として開示されているとは知らなかった朝の時点では、かかってきた電話に出たりもしたが、Bryanと話をしてから、知らない番号からかかってきた電話は無視することにした。

 が、つい誤って出てしまった。押し売り電話にうんざりしていたので、“I keep receiving calls like yours. You guys are wasting my minutes!”(あんたみたいな電話、かかってきっぱなしやねん。私の通話時間、無駄にせんといてくれるぅ)と言ってやった。

 すると、“Then, you’ll never give your phone number to anyone next time”(だったら、今度から電話番号はだれにも渡すな)と言う。

 “Huh? I gave my phone number only to the police”(はあ? 警察に渡しただけや)、と私。

 “Don’t give your phone number even to the police”(警察にも渡すな)、だと。

 万が一のために、警察に電話番号を知らせておいた方がいいのではないのか? これまた隣人Bryanに聞いたら「警察が連絡してくると思うか? そうは思わないね。警察にも渡すな」と、彼も電話の主と同じことを言う。これは警察権力に懐疑的な国民性の表れか・・・。