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August , 2017
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サトノルパン 父も母も〝マイルが得意〟

2014年5月8日(木)12時46分更新
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天皇賞・春では単勝1・7倍と圧倒的な人気を集めたキズナだったが、いつものような爆発力が見られず4着に敗れてしまった。最後の最後で伸びあぐねたあたり、ディープインパクト産駒にとっては微妙に距離が長かったか(レース中の骨折が判明したが)。今週のGⅠはNHKマイルC。今でこそ万能型種牡馬のように評価されているディープインパクトだが、初年度産駒が手にしたGⅠが桜花賞(マルセリーナ)、安田記念(リアルインパクト)ということもあり、当初産駒はマイル向きではといわれたものだった。翌年にはジェンティルドンナがオークスを、ディープブリランテがダービーを制しその評価は覆るのだが、それでも桜花賞は4連覇中で、昨秋はトーセンラーがマイルCSを制覇。4月27日のマイラーズCではワールドエース→フィエロ→エキストラエンドと上位を独占したように、マイル部門を得意としているのは間違いない。今回のメンバーでは重賞連勝中のミッキーアイルが断然だが、府中のマイル戦を逃げ切るのは至難の業だけに、ここは鋭い決め手が魅力のサトノルパンに期待したい。アグネスタキオン産駒の半兄リディルはデイリー杯2歳S優勝。ダンスインザダーク産駒の半兄クラレントはデイリー杯2歳Sのほか富士S、東京新聞杯も制し、NHKマイルC3着。同じアグネスタキオン産駒の半兄レッドアリオンも昨年のNHKマイルCで大きく出遅れながらも4着と、この母系にはマイル戦がベストだ。父がディープインパクトに替わったサトノルパンには、兄弟初のGⅠ制覇の期待がかかる。 (笹栗康昭)