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October , 2017
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レッドリヴェール 2年連続高齢馬から〝王者〟誕生なるか

2014年5月29日(木)10時42分更新
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皐月賞馬イスラボニータがここまで唯一先着を許したのが、新潟2歳Sでのハープスター。そのハープスターとは1勝1敗と互角の勝負を演じてきたレッドリヴェールが、牝馬としては4頭目となるダービー制覇を目指して出走してきた。
父ステイゴールドはオルフェーヴルとドリームジャーニーの兄弟、ゴールドシップ、フェノーメノ、ナカヤマフェスタと牡馬では5頭で平地GⅠを獲得しているが、牝馬としてはレッドリヴェールが初めての大物となる。
米2勝馬の母ディソサードはほかにもサードニックス(ベンジャミンS)、ピタゴラスコンマ(いちょうS2着)を出しており、繁殖成績は悪くはないが、4代母以降からほかに重賞勝ち馬が出ていない牝系は超一流とは言い難い(5代母コスマーは大種牡馬ヘイローの母という世界的な名牝だが)。また、母の父ディキシーランドバンドは米GⅡを2勝した程度の成績だったが、初年度から英GⅠアスコットゴールドC2連覇のドラムタップスを出すなど、種牡馬としては大成功した。母の父としてはさらに優秀で、04年には米リーディングブルードメアサイアーに輝いている。日本でもデルタブルース、アメリカンボス、フミノイマージン、アクシオン、ブラックバースピンなどが母の父にディキシーランドバンドを持っている。
昨年のダービーは母キャットクイルが20歳時の産駒キズナが優勝したが、レッドリヴェールも母が20歳の時に産んだ子供。2年連続高齢馬の産んだダービー馬誕生なるか。(笹栗康昭)