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December , 2017
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今年の芝マイルGⅠ全勝のディプ産駒のエース

2014年6月5日(木)10時45分更新
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桜花賞=ハープスター、NHKマイルC=ミッキーアイル、ヴィクトリアマイル=ヴィルシーナと今年の芝マイルGⅠを全勝しているディープインパクト。今週の安田記念にも7頭もの産駒を送り込んできた。
中でもワールドエースは皐月賞2着、ダービーでは1番人気で0秒2差4着と3歳春には堂々の主役を張った馬。屈腱炎のため長期休養を余儀なくされたが、復帰2戦目のマイラーズCをレコード勝ちし、完全復活を印象づけた。
母マンデラはドイツで2勝。GⅠ独オークス3着のほか、仏GⅡポモーヌ賞、米GⅡサンタバーバラHでも3着となった。その半弟には仏イスパーン賞↓英プリンスオブウェールズS→仏ジャック・ル・マロワ賞とGⅠ3連勝を飾ったマンデュロがいる。
マンデラの父アカテナンゴは独ダービー、サンクルー大賞などGⅠ7勝。12連勝中という成績をひっさげて乗り込んだ1986年の凱旋門賞ではダンシングブレーヴの7着に終わったが、種牡馬としては独リーディングサイアーを5回獲得するなど大成功。日本でも95年ジャパンCの勝ち馬ランドの父として有名だ。
初距離となったマイラーズCをレコード勝ちし、マイラーとしての高い資質を見せたワールドエース。叔父のマンデュロも芝1600メートルのジャック・ル・マロワ賞を制しており、母系の重厚な独血統がタフな府中のマイル戦を克服する底力を与えてくれるはずだ。 (笹栗康昭)