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September , 2017
Monday


贅沢気分満喫!味もサービスも抜群「てんぷら近藤」~磨由子のグルメ散歩~

2014年6月14日(土)05時09分更新
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 泣く子も黙る(?)ミシュラン掲載店、銀座「てんぷら 近藤」に行って来た。池波正太郎に愛された店、銀座で開業25年などの肩書もありながら、今はそう紹介されることが最も多いように思うこの店。もっとお高いのかと恐れていたけれど、9品の天ぷらとごはん、赤だし、漬物、果物のランチコースで6300円だった。

 玄関を入ると目に飛び込んでくるカウンター席の向こう側に鍋が2つ並ぶ。弟子が下準備したネタをひたすら黙々と揚げ続ける主人の近藤氏の姿。一度にネタを入れると油の温度が下がってしまうためだろう、まずは左の鍋にネタを投入し、頃合いを測って右の鍋に移し替えていく、という作業が延々と行われている。

 最初に目の前に供されたのは才巻海老の頭。ほどよい香ばしさで歯応えはカリカリ&サクサク!量の問題でお酒の注文を迷っていたら、店員が「生ビールを通常サイズの半分でお出ししましょうか?」と提案してくれた。そんなことまでしてくれるのか。まさに臨機応変なサービス!ありがたいなぁ。

 ジューシーな極太アスパラ、ホクホクの食感に揚がった蓮根、まさに旬のヤングコーン、甘みのあるペコロス(小さな玉ねぎ)、キス、穴子などが続々と揚がってきたけれど、思っていた以上にさっぱりとした揚げ具合。胡麻油と別の油をブレンドして使っているとのことで、全く胃にもたれない。揚げ物ではあるけれど、一種の温製サラダを食べているかのような気分だ。

 天ぷらは濃いめの天つゆで食べるのが好きだったはずなのに、油も衣も軽く、初夏の野菜が多かったことで、結局、最後の穴子が出て来るまではずっと塩で通してしまった。天ぷら屋は敷居が高いと思っていたけれど、観光客も多いためか、ビールの一件ばかりでなく、「近藤」は店員教育が行き届いているスマートで気分の良い店だった。

そうそう、名物の特大さつまいもを食べたい人は、最初に頼みましょう。40分(!)かかるらしく、断られることがあるそうなので。

 

※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

 

東京都中央区銀座5-5-13 03-5568-0923 東京メトロ 銀座駅、JR 有楽町駅(P無) 菫コース 6300円

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