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September , 2017
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ウインバリアシオン 〝GⅠ3連勝中〟の父の勢いで初戴冠へ

2014年6月26日(木)10時23分更新
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ダービー、菊花賞に続き、長期休養から復活した昨年の有馬記念でもオルフェーヴル(引退レース)の壁を破れずに2着となったウインバリアシオン。日経賞で久々の勝ち星を挙げて臨んだ春の天皇賞でも、フェノーメノのクビ差2着とGⅠにはどうしても手が届かない。その姿は宝塚記念に始まり、天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念、天皇賞・春と同期テイエムオペラオーに阻まれ続けながら…2001年の宝塚記念で悲願のGⅠ制覇を遂げたメイショウドトウを思い起こさせる。ウインバリアシオンの母スーパーバレリーナはカナダ産の(外)馬として走り4戦未勝利。配合はストームバード×タイムフォーアチェンジというコテコテのダート血統だ。ただし、代表産駒ジャスタウェイの母の父がワイルドアゲインであるように、父ハーツクライと北米のスピード血統とは好相性を示しているだけにこの活躍はある意味うなずける。祖母カウントオンアチェンジは米GⅢ2勝。曽祖母カウントオンキャシーの孫からはカウンテスダイアナ(BCジュヴェナイルフィリーズ)、エクソジェナス(ベルデイムS、ガゼルS)という2頭の米GⅠ馬が出ている。オークス=ヌーヴォレコルト、ダービー=ワンアンドオンリー、安田記念=ジャスタウェイと現在ハーツクライ産駒はGⅠ3連勝中。血の勢いに乗ってウインバリアシオンがGⅠ初制覇を飾る。 (笹栗康昭)