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December , 2017
Friday


役にたたない英語おせーたる(32)名詞の「フレンド」がいつの間にか…

2014年6月27日(金)04時40分更新
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 これまた、オフィスの隣人、Bryanの話。Bryanが料理好きという話は以前した。ある日、”Hey, look. I post recipes on my Facebook”(おい、見てみろよ。フェイスブックにレシピを載せてるんだ)と言いながら、スマホで彼のフェイスブックを見せてくれた。おお、うまそうなレシピのオンパレード。彼のフェイスブックにアクセスしない手はない。

 “OK, Bryan, I will find and friend you at home”(おっしゃ、Bryan、うち帰ったら、友達検索してフレンドするわ) 。

 家に帰って早速検索すると、Bryanは簡単に見つかった。が、Friend request(友達リクエスト)を送る方法が分からない。あれえ、こんな難しかったっけ…。

 フェイスブックのおかげで、いつの間にやら、friend(友達<名詞>)が動詞(友達になる)になって定着した。Google(グーグル<固有名詞>)なんかも、名詞が動詞(ググる)になった例の一つだ。

 とにかく、翌日、事情を説明し、Bryanの方で私を見つけて、友達に加えてほしいとお願いした。

 私が席をはずしている間に、フェイスブック上で私を検索したようで、帰ってくるなり、”I friended you, the one in bikini”(友達に追加したよ、ビキニ着てるやつ)と言う。Bikini(ビキニ)なんて着てねえよ。何言ってんだ?

 すると、私のフルネームで検索した一覧を見せてくれた。いるわいるわ、同姓同名のフェイスブックユーザーが。で、そのうちの一人が、ビキニの後姿をプロフィール写真に使っていて、私ではないにもかかわらず、Bryanはその人をフレンドしたというのだ。おいおい、エロ親父丸出しじゃないか。

 検索結果を喜んだのはBryanだけではなく、Cherylというオフィス友の女性も、”Did you hear Bryan friended you in bikini on Facebook?”(Bryanがフェイスブックでビキニ姿のあなたをフレンドしたって聞いた?)と興奮気味に言ってくる。だから、それ、私じゃないってば。

 ビキニのプロフィール写真にはコメントが5件ばかり寄せられていて、二人はそのコメントが気になっていたらしい。コメントは日本語だから、彼らには理解できない。で、私に翻訳しろと言ってくる。”They are talking about the shape of her hips”(お尻の形の話してるわ)と説明したら、何がおかしいのか、二人とも大爆笑していた。

 結局、ビキニ姿の私と同姓同名の人をフレンドしたというのはBryanとCherylが思いついたジョークで、Bryanは無事、正しい私をフレンドしたのでした。