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September , 2017
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G線上のホース 宝塚記念 「意地の連続本命」

2014年6月28日(土)05時00分更新
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阪神11R 宝塚記念

先週の重賞は推奨馬◎が惨敗。結果として何の意味もないかもしれませんが、▲の馬(レッドアルヴィス、ローブティサージュ)がいずれも好走しました。個人的に印を打つのが好きではないので微妙ですが、◎(本命)にしようか迷った馬については▲(単穴)にする事が多くなります。単穴とは、その名の通り単勝の穴であり、つまりは◎二重丸の本命を負かす可能性がある馬に付ける印です。印は能力の順ではなく、予想者の考えを分かりやすくするツールに過ぎません。そういう視点で競馬と向き合うとまた違う価値観が出てくると思いますし、逆に自分で予想して印を打っていくことで見えてくることも有ると思います。まずは自分で考えてみる。それを基本に当欄を少しでも参考にして頂ければ幸いです。

※本年より推奨馬の横に自信度を掲載します。ご参考下さい。
★★★★★…年間でも1~2鞍の大勝負。筆者も大枚を叩きます。
★★★★☆…半年に1度クラスの勝負。これを外すと年間収支に影響が。
★★★☆☆…月単位で見ても買いたい馬。筆者自身も結構入れてます。
★★☆☆☆…土日を通じて勝負可能なレース。一般的にこれがベース。
★☆☆☆☆…無理をして買わないが当日の中では推奨出来るレベル。

【推奨馬】フェイムゲーム 自信度★★☆☆☆

◎フェイムゲーム
○ウインバリアシオン
▲ゴールドシップ
△カレンミロティツク
△ホッコーブレーヴ
△デニムアンドルビー
△ジェンティルドンナ

 愚行である。それを承知でこの春、天皇賞と宝塚記念の連続でフェイムゲームを推奨する。前走の天皇賞(11番人気6着)は人気より着順を大きく上げたが、完全なる自分のミスリード。スタミナ勝負になるかと思いきや結果的に最後の上がり勝負になってしまい、速い上がりを使えない(使った事が無い)同馬にとっては不利な条件になってしまった。それでいてあの結果…ならば上出来の部類ではないか。
 阪神内回り芝2200mは特殊なコース。宝塚記念を勝つ為には極端に速い上がりは必要ない。というより、速い上がりが出にくいレース。過去10年でレースの上がりが35秒を切ったことはない。過去5年の馬券圏内の15頭を見ても、上がり3F34.5秒以下だったのは、11年2着のブエナビスタ(34.5)と09年1着のドリームジャーニー(34.3)の2頭のみ。もちろん馬場状態や天候に左右されるが、この傾向はそれでも顕著。それはコース設定のせいで、早仕掛けを誘発し消耗戦・我慢比べになりやすいからに違いない。つまりこのレースを勝つには中距離に対応出来るスピードと消耗戦に耐えうるスタミナの両方が必要。フェイムゲームが馬券に絡んだ時の上がり3Fは古い順から、35.3秒(未勝利戦1着)、34.7秒(京成杯1着)、35.8秒(AJCC3着)、35.8秒(ダイヤモンドS1着)と宝塚記念の好走レンジに見事に一致する。スタミナは2走前のダイヤモンドS(3400m)で証明しており、今回の阪神2200mは願っても無い舞台設定。ダラっとした脚を使うのが得意な同馬にとって、馬券圏内に絡む可能性は決して低くない。脚を余し気味だった天皇賞は6着だが、今回出走する中では上位から3頭目。唯一の4歳牡馬で伸び代も大きい。
 相手だが惜敗続きのウインバリアシオンと昨年の覇者ゴールドシップを本線に、高速上がりのレース適性が高い昨年のジャパンC1、2着馬の評価を下げる。馬券は単複と○▲への馬連を本線に組み立てる。

【若駒推奨馬】

阪神5R 2歳メイクデビュー(芝1800m) ティルナノーグ 自信度★☆☆☆☆

 一般的に父ディープインパクトと相性の良い配合とされているのが母父ストームキャット。特に昨年のクラシックではキズナ(ダービー)、アユサン(桜花賞)、秋以降にもラキシス(エリザベス女王杯2着)が活躍した。今年の3歳世代もサトノアラジン、ラングレー、エイシンヒカリといった素質馬が活躍しており、これらの配合は頭数の割に活躍馬が多いのは事実。
 3世代連続でダービー制覇を狙うノースヒルズが今週送り出すのがティルナノーグ。母バイコースタルは目立つ実績が無く、これまでの産駒も活躍していない。母父のゴーンウエストも底力が無いダート血統。これで走るか不安だが、ここまでの調教過程は超抜。母父ミスタープロスペクター(以下ミスプロ)の馬は絶対数が少なく活躍馬こそいないが、母父父(2代)にミスプロが入る配合だとトーセンラー、ヴィルシーナがいる。ティルナノーグのこの先の適性がどうなるかは分からないが、この時期の新馬戦ならばまず心配ない。馬券は5、10との2点で勝負する。一応、券種は馬連・馬単で。

東京5R 2歳メイクデビュー(芝1400m) スペチアーレ 自信度★★☆☆☆

 スペチアーレの馬主は青山洋一氏、管理調教師は矢野英一師。これはキーンランドC勝ち馬のフォーエバーマークと全く同じ。過去の活躍馬と同じ馬主と調教師(さらに生産牧場も一緒ならば尚更良い)から、活躍する2歳馬をあぶり出していくのはPOGにも使える作戦。
 母ターキーは現役時代3勝しており、母母カーラパワーは重賞2勝のダノンシャークを輩出している。一見すると地味だが実は奥が深い血統で、父がダイワメジャーならばマイル前後での活躍が大きく期待出来そう。実際に調教の動きも良く、東京芝1400mは父の産駒の得意条件にも該当する。ここは単勝と頭固定の馬単で強気に攻めたい。相手は6、5、7、2、10の順。

阪神1R 2歳未勝利(芝1600m) ヤマカツライデン 自信度★☆☆☆☆

 新馬戦で1番人気に支持されながら、全く動けなかったヤマカツライデン。初戦の出走馬でも群を抜いて大きかった510キロの馬体が今回少しでも絞れたら前進可能。この中間も初戦と同じ様に調教は動いており、追走が楽になるマイル戦でこの動き通りならばまず勝ち負け。母母ヤマカツスズランは2歳女王になっただけでなく、古馬になってもダート交流重賞で活躍しており、もしこの馬が芝でダメでもダートで必ず走ってくるだろう。注意しておきたい。馬券は単勝とベルラップとの馬連1点で勝負する。