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May , 2018
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ドクター林の健康トラの穴 番外編 「あぁ、懐かしの昭和プロレス 5」

2014年7月3日(木)06時00分更新
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昭和のプロレスを思い出しているとそれぞれのレスラーが得意のフィニシュホールドを持ちその選手の代名詞になっているということです。

日本人では力道山の「空手チョップ」を初めジャイアント馬場の「16文キック」、アントニオ猪木の「卍固め」、外人ではフレッド ブラッシーの「咬みつき」、デストロイヤーの「足4の字固め」、ルーテーズの「バックドロップ」、キラーコワルスキーの「ニードロップ」などなど・・・

その選手の得意としている技で、その選手しか使わないためその技が出たら試合はほとんど決まる、というものでした。

その必殺技にかからないように必死に戦うところに興奮を覚えたものでした。

無駄なパフォーマンスや喋りなどなく、ひたすら戦い続ける姿のそのままが最高のパフォーマンスでした。

悪役は徹底的に悪役であり、全身無毛のスカル・マーフィーなどタッグパートナーであったゴリラ・マコニーをして

「一緒に戦っていても、あいつの悪さにこっちが恐ろしくなってしまう」

と言わしめるほど徹底していました。

見るからに恐ろしい形相をして悪の限りを尽くされたら、見ているものに与える恐怖心はどれほどのものだったでしょうか。

そしてその悪い選手をやっつけてくれる日本人選手を、どれだけ頼もしく思って見ていたことでしょう。

ヒールであり戦慄の得意技で日本中を震撼させたレスラーの一人にフリッツ・フォン・エリックがいます。

手を開いたときに親指の先から小指の先までが32cm、握力が、諸説ありますが120kg位が妥当なところでしょうか、リンゴを瞬間でジュースにしてしまうパフォーマンスは十分に説得力あるものでした。

ひたすら殴る蹴るの喧嘩ファイトの後に、満を持して相手の頭から顔面を大きな手で掴むのです。

指先の力で顔面を締め付けると、額に集中している静脈、時に動脈が破け、顔面血だらけの凄惨な流血シーンにもなったものです。

片手で頭を掴んで、馬場をリングの外から中へ引き上げたシーンにただ驚くばかりでした。

またエリック一家の6人の男の子のうち5人が病死、自殺などで次々と若くして亡くなっていったのには同情するより恐怖心を募らせるものでした。

個性的なレスラーが近年少なくなったのは残念でなりません。

Dr.hayashi

 

 

 

 

本名 林 雅之

1949生

千葉市出身

秋田大学医学部卒業

現在 医療法人社団祐光会理事長 弘邦医院院長

内科医として地域医療に従事する傍らスポーツドクターとして

東京都テコンドー協会会長

新日本プロレス 全日本プロレス ゼロワンなど各プロレス団体のリングドクターを務めている

メディカルエンターテナーとして「笑いと健康」をテーマにライブ活動を各地で行っている

ED治療に関しては日本での第一人者であり「男力復活」に取り組んでいる。

 

著書 

ガンやリウマチに効果のある免疫療法(本の泉社)

  リングドクターが見たプロレスラーの秘密(三一書房)

  脳で感じるセックス入門(扶桑社)

  など20数冊

 

新聞連載

  日刊ゲンダイ(関西版) ドクター林の性の相談室

 

ラジオ 

  かつしかFM ドクター林の健康げらげらクリニック(水曜日20:00~21:00)