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October , 2017
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タケルオウジ 祖母エンゼルカロに続くか

2014年7月17日(木)09時32分更新
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 エンターザスフィア(2戦2勝)、タケルオウジ(2戦2勝)、ティーズアライズ(3戦2勝)とホッカイドウ競馬から3頭がエントリーしてきた函館2歳S(19日)。血統表に懐かしい名前があるのが、タケルオウジだ。祖母は道営所属馬として1999年のこのレース(当時は函館3歳S)を制したエンゼルカロ。そして5代母はキタノリュウだ。1975年の桜花賞で2着ジョーケンプトンに1秒7の大差をつけ、オークスでもソシアルトウショウに8馬身の差をつける圧勝劇で2冠を制覇し、日本競馬史上最強牝馬の呼び声も高いテスコガビーの母親だ。4代母テスコエンゼルは、このテスコガビーの全妹。またテスコガビーの半弟となるトドロキヒリュウは、東京盃(2回)、東京大賞典、黒潮盃と南関東の重賞を4勝している。調教中の心臓まひにより、1頭の産駒も残すことなくこの世を去ったテスコガビー。半妹シャンテイロードからはダイヤモンドS勝ちのトレードマークが、同じく半妹キタノガビーの子孫からは戸塚記念のロングウェーブ、園田チャレンジCのキューティガビーが出るなど、その血は妹たちによって継承されている。とはいえ一族の発展は、これだけの名牝としては満足のいくものではない。タケルオウジは祖母に続いて函館2歳Sを制し、一族の名声を高めることができるだろうか。 (笹栗康昭)