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August , 2017
Friday


ラブイズブーシェ マンカフェ×マックイーン初の重賞ウイナー

2014年8月21日(木)10時33分更新
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 昨年の有馬記念で4着と好走した後、不振が続いたラブイズブーシェだが、目黒記念の2着で復調気配を示すと、昨夏2連勝した相性の良い函館の函館記念で重賞初制覇を果たした。ラブイズブーシェの母の父は、ここでも本命候補のゴールドシップと同じメジロマックイーン。ステイゴールドとの「黄金配合」によって再び脚光を浴びるようになったメジロマックイーンの血ではあるが、他のサンデーサイレンス系種牡馬との配合ではあまり成功していない。ラブイズブーシェと同じマンハッタンカフェ×メジロマックイーンの配合の馬も何頭かデビューしているが、重賞勝ちまでたどり着いたのはこの馬が初めてだ。母ローリエの他の種牡馬との産駒は未勝利に終わっているのに対し、ラブイズブーシェの全兄ハリーアップも準オープンまで出世しており、配合の相性がいいようだ。祖母ナカミシュンランはクイーンCを勝ったナカミジュリアンの全妹。そして曽祖母は79年のオークスで2着となり、翌年の新潟記念を勝ったナカミサファイヤだ。このナカミサファイヤの半妹ナカミジェンヌの産駒に85年のオークス2着、エリザベス女王杯3着のナカミアンゼリカがいる。メジロマックイーンに始まり、母系にはモガミ、ボールドリック、ムーティエと日本競馬を支えてきた名種牡馬の名前が見られるラブイズブーシェ。重賞初制覇をきっかけに、一気にオクテの血が開花するかもしれない。 (笹栗康昭)