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October , 2017
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スワーヴジョージ 新種牡馬の雄 X 活気に満ちた牝系

2014年9月4日(木)09時22分更新
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札幌開催に入り新馬3勝、未勝利1勝と一気に勝ち星を量産した注目の新種牡馬ハービンジャー。先週は日曜(8月31日)新潟の新馬戦でもサンマルティンが勝利を収め計6勝。1日現在、JRAの新種牡馬リーディングで堂々の首位(2歳リーディングでは7位)を走っている。勝ち馬6頭のうち5頭が母の父がサンデーサイレンスで、残る1頭はフジキセキ。2010年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを11馬身差のコースレコードで圧勝したハービンジャーではあるが、ステイヤー色が濃いだけに瞬発力に優れるサンデー系のサポートがよく効いているようだ。札幌2歳Sには2頭のハービンジャー産駒が登録してきたが、注目は産駒の勝ち馬第1号となったスワーヴジョージだ。母ギーニョは26戦2勝と競走成績は凡庸ながらも、トゥザヴィクトリー(最優秀古牝馬、エリザベス女王杯)、ビーポジティブ(クイーン賞)、サイレントディール(シンザン記念など重賞3勝)の全妹にあたる良血馬。ほかにも一族からは京都記念など重賞5勝のトゥザグローリー、今年の弥生賞を制し、皐月賞で2着となったトゥザワールド、フローラS、ローズSとGⅡ2勝を挙げ、ジャパンCでもハナ差の激走を見せたデニムアンドルビー、ジャパンダートダービー、弥生賞各2着のトリップが出ているように活気に満ちた牝系だ。高速馬場への適性は未知数のハービンジャーではあるが、まずはパワー優先の洋芝の札幌で重賞初制覇だ。 (笹栗康昭)