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October , 2017
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フェイムゲーム 半兄バランスオブゲームも制したこのレース自身もGⅡ初制覇でステップアップを目指す

2014年9月25日(木)09時36分更新
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96年のダービー馬フサイチコンコルドが放牧中の転倒事故により8日、21年の生涯を閉じた。新馬→すみれSを連勝したものの、体質が弱く皐月賞は回避。しかし、何とか出走にこぎつけたダービーではダンスインザダークとの壮絶な叩き合いをクビ差で制した。デビュー3戦目、しかも3か月の休み明けという常識破りのステップでのダービー制覇は衝撃的だった。前年にデビュー2戦目で英ダービーを制したラムタラになぞらえて「和製ラムタラ」と呼ばれた。ノーザンダンサーの3×3という強い近親交配の影響か、体質の弱さは解消されず、菊花賞3着を最後にわずか5戦で引退した。種牡馬としては南部杯3連覇など交流GⅠ7勝のブルーコンコルドを出した。今週はオールカマーにフサイチコンコルドの唯一の後継種牡馬バランスオブゲーム(12年に種牡馬は引退)の半弟フェイムゲームが登場。同馬の激走に期待したい。一族からはサッカーボーイ(マイルCS、阪神3歳S)、ステイゴールド(香港ヴァーズ)、ドリームパスポート(神戸新聞杯、ジャパンC2着)、レクレドール(ローズS)、タマモホットプレイ(スワンS)、タマモベストプレイ(きさらぎ賞)などが出るロイヤルサッシュ系で、すでに名牝系の地位を確立している。オールカマーといえば、兄バランスオブゲームが06年にGⅡ6勝目(最多記録)を達成したレースでもある。ここまでGⅢ2勝のフェイムゲームとしては、まずはGⅡ初制覇でステップアップといきたいところだ。 (笹栗康昭)