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October , 2017
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役にたたない英語おせーたる(45)耳鼻科医はotolaryngologist

2014年9月27日(土)09時00分更新
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 しばらく耳の調子が悪く、医者にかかることにした。閉塞感があり、自分の声が鼓膜にあたって頭の中に響くような感じが続いていたのだ。航空性中耳炎がずっと治らない感覚と言えば分かりやすいかな? この症状が始まった当初は、ときに吐き気が伴ったので、ひょっとしたら脳に関係あるのでは、などと心配した。

 こちらで医者にかかるには予約が必要。調子が悪いからといって、すぐに診てもらえるわけではない。専門医(耳鼻科医も)の場合は特にそうだ。私は会社勤めで時間を調整しにくいこともあり、診察は予約の電話を入れた日から1週間後となった。

 Otolaryngologist(耳鼻科医)は初めてなので、要領の分からぬまま、出かけた。

 受付で予約があることを告げると、insurance card(加入している保険会社が発行する保険証)とIDを求められる。保険がない人はお呼びでないのだ。診察の前に支払いを求められて閉口したが、受付の時点でcopay(自己負担金)を払わなければならないらしい。私の保険の場合、特殊医の診察copayは40ドル。

 しばらくして、部屋に通され、耳の圧力を測ってもらい、hearing test(聴覚テスト)を受けた。防音室に入ってヘッドホンを付け、ボタンを握らされて待機。ガラスの向こう側にいる助手がヘッドホンを通して話しかけてくる。「私がこれから言う言葉を繰り返してください」と言う。英語の苦手な私。「げげっ、hearing testはhearing testでも、英語の聞き取りテストか?!」と焦った。結局、子供でも分かるような簡単な言葉、例えば、ice cream(アイスクリーム)、outside(外)などだったので事なきを得たが。その後、ヘッドホンから聞こえてくる音に反応してボタンを押すテストをして終了。これを経てようやくotolaryngologistの診察である。

 テストの結果を見ながらotolaryngologistが言うに、「聴力は大丈夫だが、右耳と左耳で差があり、your left ear shows negative pressure(左耳の圧力がネガティブだね)」。Negative pressure(負圧)の意味が分からないので、聞いてみたら、「eardrum(鼓膜)の内側にeustachian tube(耳管)があって、そのtubeが収縮しているためにnegative pressureの反応が出ている。耳に圧力を感じるのもそのためだ」とのこと。

 Ear canal(外耳道)を見て、「おやまあ、左耳に大きなear wax(耳垢)があるね~」と言って、細いピンセットで取り除いたear waxを見せてくれた。確かに大きかった。あれだけ大きなear waxが取れたかと思うと、こっ恥ずかしい半面、気分がすっきりした。ま、ear waxは私の症状には関係なかったみたいだけれど。

 結局、鼻から吸引してeustachian tubeを開くnasal spray(点鼻薬)を処方してくれて終了。こうして私のotolaryngologistデビューは幕を閉じた。

 あとは、病院からの請求書が届くのをドキドキしながら待つばかりである。