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October , 2017
Saturday


オッシャレ~にパリッ、トロッ!高級海藻バター風味「蕎麦粉のガレット」~磨由子のグルメ散歩~

2014年9月28日(日)12時59分更新
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 秋風が心地よいこの季節のテラス席には目がない。というよりも、具合の良いテラスを見つけただけでもう、腰が呼ばれてしまって断れない。

 表参道の奥の細道のような場所に店を構えて16年、ブルターニュ生まれのフランス人が経営するクレープ専門店「ル・ブルターニュ」が生まれ変わっていた。系列店である「ブレッツカフェ クレープリー」の1店となったのは今年2月だったそう。住宅街のような景観の中のこぢんまりとしたテラスは健在でホッ。

 メニューを開くと、ボルディエバターを使ったガレット(食事系クレープ)があったので、それにすることに。ブルターニュ食材店を併設しているこの店だけの限定メニューなんだとか。ボルディエはブルターニュ産の超高級バターで、日本のグルメな人々には海藻入りのものがよく知られている。

 有塩、海藻、パプリカの中から海藻入りのバターをチョイスしてみたら、円形の縁部分が折り込まれてできた正方形の角にちょこんと添えられていた。これを塗りつけながら食べるらしい。ガレット生地にはそば粉が入っているため、こんがりと焼けた表側がパリッとして香ばしい。専門店で食べるとやはり違う!と実感。

 中央に覗く半熟目玉焼きの黄身を潰すと、敷き詰められた大きなハム、芳醇なグリュイエールチーズ、トマト、ナスの上にトロ~リと流れ出す。フランスでは軽食なのだろうけれど、日本人にはご馳走感のある1皿だ(値段的にも)。

 ボルディエバターのガレットは、+300円でランチセットでも食べられる。ガレットは野菜がアーティチョークに替わり、デザートのクレープ、ドリンクがつく。ブルターニュの名産品であるリンゴから造られた発泡酒、シードル(甘口、辛口がある)、アップルジュース、アップルティーなどから、お好きなものを。フランスではガレットにはシードルが定番なので、専門店で味わうならその組み合わせがベストかもしれない。

 ※お料理との出会いをより感動的にするため、写真はあえて載せません

東京都渋谷区神宮前3-5-4 03-3478-7855 東京メトロ 表参道駅(P無) 「トラディショナル」 1680円

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