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August , 2017
Wednesday


〝フリーハンター〟セバスチャン「おかずは狩れ!!」~ギンナン編~

2014年10月5日(日)12時25分更新
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いちょう並木の下には…

いちょう並木の下には…

 都会でも田舎でも、秋になるとくっさーいギンナンが道に落ちています。僕は東京の大久保在住ですが、中国人が拾いまくってます。中華料理店の人たちで、店で出すんでしょうね。

 小さい頃、親に拾わされていた人も多いでしょう。法律的にギンナンは、落ちているものは拾ってもOKです。これがサクランボとかなら窃盗になりますが、ギンナンは木の実を収穫するために植えられているものではないためです。落ちているギンナンは、法律的に「無主物先占(所有者のない動産)」ということで、持ってってもいいんです。

  ただし、木は自治体のものですから、木になっているギンナンをゆすって落としたり、なっているのを取ると、窃盗罪になります。あと、個人宅に落ちているギンナンを拾おうとすると、住居侵入罪です。まあ、道路や公園に落ちているギンナンなら、まずOKです。強アルカリ性で、素手で取るとかぶれます。ビニール袋を手袋代わりにするか、ビニール手袋やハシや炭バサミで拾いましょう。で、ビニール袋の口をきつく縛って持ち帰りましょう。

 とにかくギンナンは果肉がくさい。庭があるような家なら、ビニール袋ごと土に1週間ほど埋めておくか、水を張ったバケツにギンナンを入れて置いておけば、果肉が腐ってボロボロ取りやすくなります。その後、水できれいに洗って、天日干しすれば、おいしい種がゲットできます。

 都会のマンションでしたら、そんなことをしたら近所迷惑。くさいのを我慢して、家の中でビニール手袋をして、梅干の種を取り出すように、地道に種を取り出し、その後、流水できれいに洗い流すしかありません。こうすれば、においはあまりしないので、ベランダで天日干ししても近所から苦情は来ないでしょう。

 あとは、弱火でフランパンで煎って、殻がちょっと焦げたのを、ペンチでパリっと割って、熱々のうちに食べると最高です。くさかった苦労もむくわれます。ただ、小さい頃、親から「食べ過ぎると鼻血が出るよ」と言われたように、栄養がありすぎるというか、ギンナン中毒になってしまいます。1食で30~40粒以内にしておきましょう。