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October , 2017
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役にたたない英語おせーたる(47)米国で高級住宅地のシンボルはゲート

2014年10月12日(日)09時00分更新
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 こちらの裕福な高齢者たちは、現役を引退すると、暖かい土地に引っ越す傾向がある。こうした高齢者を受け入れるコミュニティで有名なのがフロリダだ。

 フロリダには裕福な高齢者向けのgated community(ゲーテッドコミュニティ)が多数ある。gated communityというのは、要は高級住宅地で、その敷地が柵で囲われていて、ゲートからのみ出入りすることができる。こうすることで、交通量と入場者を制限し、治安を維持するのである。ご老人にも安心なコミュニティというわけ。

 こちらで仲良くしてもらっているおばちゃんも、旦那さんの退職に伴い、フロリダに平屋建ての家をキャッシュでご購入。

 何かにつけ、招待してくれる気前のいいおばちゃんなので、新しいフロリダの家にも誘ってくれた。”You will visit us. It’s a small house of 2,400 square feet, but there’s a guest room and private bathroom.”(遊びに来なさい。2400平方フィートの小さな家だけど、客間も個別のバスルームもあるから)。

 2400平方フィートと言えば、約220平方メートル、およそ68坪である。しかも、平屋の68坪である。でかい。これを「小さい家」と呼ぶあたり、アメリカ人だからか、裕福だからか。

 おばちゃん夫婦には、今の中西部の家を手放す気はさらさらない。この家がまたさらにでかい。こちらの冬が寒いので、冬の間だけ、フロリダで暮らすのである。フロリダで友達を作るために、高齢者の社交場であるゴルフクラブのメンバーシップも、家と同時に買ったそうだ。

 ちなみに、暖かい場所を求めて一時的に移住する人のことを”snowbird”と呼ぶ。冬の間、南下する渡り鳥から来た口語だ。